オフィスや事業所で、専用の商品棚や冷蔵庫に置かれたグリコのお菓子や飲み物を従業員が購入できるサービス「オフィスグリコ」。
運営するグリコチャネルクリエイト株式会社は6月10日(月)、「オフィスグリコ」で使えるサービス「オフィスグリコアプリ」の提供を開始しました。
同サービスを使うことで、これまで以上に決済が簡潔になり、特典などももらえるようになるといいます。
2002年にサービスが始まったオフィスグリコ
オフィスグリコは、企業の福利厚生の一環などとして行われており、企業が代金の一部や全額を負担する場合もあるとのこと。
2002年に開始され、現在は首都圏・中京・近畿・中国・九州エリアの主要都市で展開されており、約10万台が設置されているといいます。
価格を入力する手間がなくなる
「オフィスグリコアプリ」は、キャッシュレス決済やデジタルサービスの需要の高まりを受け開始したというLINEミニアプリ。
利用者は、LINEユーザーが自身のスマートフォンでLINEアプリ内でPOPにあるQRコードを読み取り、オフィスグリコを友だちに追加することで登録が完了するといいます。
オフィスグリコで電子決済サービスを利用する際には、商品の価格を手入力する手間があったそうです。このミニアプリを使えば、商品バーコードを読み取るだけで電子決済の画面と連携するため、決済が簡単になったといいます。
同社によると、現在、オフィスグリコアプリによる電子決済はPayPayのみですが、順次ほかのコード決済にも拡大していくそうです。
クーポンや健康情報も
さらに、同アプリ内でクーポンの配信や支払い回数に応じて会員のランクが上がる制度を導入するほか、健康に関するさまざまな情報も提供するといいます。
これらのサービスは、アプリ専用の2次元コードの店頭POPを読み込むことで使用できるそうです。
現在、店頭POPが設定されている店舗は一部のみですが、順次設置数も拡大していく予定とのこと。
<参照>
オフィスグリコアプリ サービス開始 ~商品バーコード読み取りで電子決済(コード決済)、クーポンや健康情報を提供~ 江崎グリコ株式会社
オフィスグリコのLINEミニアプリ決済にネットスターズ「StarPay」採用 「PayPay」が利用可能に|株式会社ネットスターズ