日産が軽規格の電気自動車「サクラ」をマイナーチェンジ。機能装備のアップグレードや新ボディカラーの設定などを図って新鮮味をアップ。日産創立90周年記念車の「サクラX“90th Anniversary”」も同様の変更を実施

日産自動車は2024年5月30日、軽規格の電気自動車「サクラ(SAKURA)」を仕様変更し、6月4日より発売すると発表した。

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲日産サクラG 価格:308万2200円 全長3395×全幅1475×全高1655mm ホイールベース2495mm 車重1080kg 乗車定員4名 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーは秋の紅葉をイメージした暁-アカツキ-サンライズカッパー/ブラック 2トーン、『CAR and DRIVER』より引用)

車種展開は以下の通り。

S:253万6600円

X:259万9300円

G:308万2200円

X“90th Anniversary”:270万9300円

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲日産サクラX 価格:259万9300円 全長3395×全幅1475×全高1655mm ホイールベース2495mm 車重1070kg 乗車定員4名 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーは冬の雪をイメージしたホワイトパール/ブラック 2トーン、『CAR and DRIVER』より引用)

今回の変更は、機能装備のアップグレードや新ボディカラーの設定などを実施して、軽EVとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲日産サクラX“90th Anniversary” 価格:270万9300円 全長3395×全幅1475×全高1655mm ホイールベース2495mm 車重1070kg 乗車定員4名 一充電走行距離はWLTCモードで180km 写真のボディカラーはスパークリングレッド/ブラック2トーン、『CAR and DRIVER』より引用)

まず機能装備の面では、XおよびSグレードにバックビューモニターとディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを標準装備して、安全性をいっそう向上。また、Gグレードには運転席に加えて助手席にもヒーター付シートを配備して、乗員の快適性を引き上げた。さらに、Amazon AlexaをEV専用NissanConnectナビゲーションシステムに搭載して、利便性をより高めている。

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲XおよびSグレードにバックビューモニターとディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを標準装備、『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲Gグレードには運転席に加えて助手席にもヒーター付シートを配備、『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲Amazon AlexaをEV専用NissanConnectナビゲーションシステムに搭載、『CAR and DRIVER』より引用)

ボディカラーについては、シルキーライラック/チタニウムグレーの2トーンを新規に採用したことがトピック。四季の彩りに包まれるシーズンカラーをはじめとした、全15色をラインアップしている。

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲ボディカラーにシルキーライラック/チタニウムグレーの2トーンを新設定、『CAR and DRIVER』より引用)

日産の創立90周年を記念する特別仕様車のX“90th Anniversary”も、前述のXグレードと同様の仕様変更を実施。特別装備に関しては従来を踏襲し、エクステリアではカッパーのルーフサイドステッカーやブラックカラーにカッパーストライプを配したドアミラー、専用の14インチブラックアルミホイールを、インテリアでは高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「テーラーフィット」を張った90th Anniversaryタグ付の専用シートを配備している。

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲サクラX“90th Anniversary”は従来と同様にカッパーのルーフサイドステッカーやブラックカラーにカッパーストライプを配したドアミラー、専用の14インチブラックアルミホイール、合成皮革素材のテーラーフィットを張った90th Anniversaryタグ付の専用シートを特別装備、『CAR and DRIVER』より引用)
軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲新色のシルキーライラック/チタニウムグレー 2トーンはX“90th Anniversary”でも選択可、『CAR and DRIVER』より引用)

パワートレインは基本的に従来と共通で、最高出力47kW/2302~1万455rpm、最大トルク195Nm/0~2302rpmを発生するMM48型モーターと減速機、DC/DCコンバータをフロントに、総電力量20kWhを確保したユニバーサルスタック構造のリチウムイオン電池をフロア下に配備して前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで180km、交流電力消費率は同モードで124Wh/kmを成し遂げている。

軽EVの日産サクラが一部仕様変更を行って機能装備をアップグレード
(画像=▲パワーユニットは従来と同様、最高出力47kW/最大トルク195Nmを発生するMM48型モーターと減速機、DC/DCコンバータ、総電力量20kWhを確保したユニバーサルスタック構造のリチウムイオン電池でシステムを構成する、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

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