想定3kg超えをバラし

ぎこちない寄せのせいなのか、やたらアオリが走ってしまいしっかり寄せらない。時間の猶予がなさそうなのでヤエンを投入して、引き続き寄せを繰り返したがいきなりフッと軽くなってしまった。仕掛けを回収すると戻ってきたのは、尻尾だけのアジだった。無念の完食バラしをしてしまった。ひょっとすると3kgをオーバーしていたかもしれない。

初めての「ボートヤエン釣り」でアオリイカ4杯【三重・南伊勢】3kg超えバラしに涙大物ヒットも無念のバラシ(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

当たるも連続バラし

次のアジを投入するとまたすぐアタリ、ヤエン師にとっては楽園な状況だ。先ほどに比べると軽いが、なかなかの重みで今度はヤエンをすぐに投入することにした。

ヤエンが到達するとアオリが嫌がって走る。ラインを送ると止まらず走り続けたので向こうアワセで掛かったようだ。

何度かジェット噴射があった後、急に軽くなってしまった。仕掛けを回収すると、アオリの粘液みたいな物が付いている状況だ。身切れを起こしたのかはわからないがバラしてしまった。

その後もアタリはあるのだが同じようなバラしを5回ぐらい繰り返し、いつもならやらないミスが続いてしまった。座ったままという不慣れな状況が原因なのか、スランプに陥ってバラしが続いてるのかわからないが、いつもなら確実に獲れる状況でのバラしは精神的ダメージが蓄積する。

最終釣果

やり方を変えて、ヤエン投入後もアオリが走ったらラインを繰り返し送るようにすると、その後はバラすことなくキャッチできた。超大型をバラしたことにより、なんだか不完全燃焼な気持ちだが結果は4杯の最高1.32kgだった。

ボートで移動し、アオリの群れを見つければ入れ食いならぬ入れアタリな状況になるので、ヤエン師の方は一度ボートヤエンに挑戦してみてはいかがだろうか。

初めての「ボートヤエン釣り」でアオリイカ4杯【三重・南伊勢】3kg超えバラしに涙最終釣果は4杯(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

<ナカイカ/TSURINEWSライター>