元イスラエル軍参謀総長であり、政府要職を経験しているガンツ氏は「次の首相」と見なされています。
イスラエル、ガンツ前国防相が戦時内閣から離脱表明 首相を非難Wqhj4IY2P2
国内では、ネタニヤフ氏が政治生命存続のために戦闘を長引かせているとの批判があります。イスラエルメディアの世論調査では、ガンツ氏は「次の首相」にふさわしい人物として45%の支持を集めています。
— 毎日新聞 (@mainichi) June 10, 2024
しかし、ガンツ氏が離脱をしたところで、ネタニヤフ氏が極右勢力との連立を保っている間は、ネタニヤフ政権は安泰です。現在の連立が維持され続けた場合、次の総選挙は再来年まで実施されません。
結局、こうやってパレスチナ人を追い出し、「1国家解決」を実現するのがイスラエルの極右勢力の目指すところ。極右勢力に連立離脱されると困るのはネタニヤフ。ゆえに極右勢力の言うことを聞くしかない。 CTZ7ue2x
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) March 25, 2024
刑事訴訟の対象となっており、戦争犯罪人となる可能性があるネタニヤフ氏としては、首相を辞めることは絶対にしたくありません。そのため、即政権崩壊につながる極右政党からの「脅し」に抵抗することができません。
「「イスラエル極右閣僚2人、停戦案合意なら「連立政権を崩壊させる」」UaTsFd1qOw ベングビール国家治安相とスモトリッチ財務相。
「ネタニヤフ政権、描けぬ停戦」Va895WJYM
「ガザ停戦案、双方の指導者のサバイバルゲームに」XSDlA56
— OHYABU (@ohyabu) June 9, 2024