アンジェロ・スティラー 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、シュトゥットガルト(ドイツ1部)に所属するドイツ人MFアンジェロ・スティラー(23)の獲得に興味を持っているようだ。

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)下部組織出身のスティラーは、2020年10月にトップチームデビューを果たすと、ホッフェンハイムでのプレーを経て、昨夏にシュトゥットガルトへ移籍。高精度の長短のパスを織り交ぜたゲームメイク能力や卓越したボールコントロールを武器に今季はブンデスリーガ32試合で1ゴール5アシストを記録した。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、日本代表DF伊藤洋輝らとともにクラブの15年ぶりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献したスティラーにバルセロナが目を光らせているという。

 今季限りで退任したシャビ・エルナンデス監督の後任として新シーズンからハンジ・フリック監督が指揮を執るバルセロナは守備的MFと攻撃的MFを繋ぐ新たなプレーメーカーを探している模様。フリック監督はバイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせた人物だ。

 また、ブンデスリーガのほかのトップクラブも目を光らせているスティラーはシュトゥットガルトと2027年夏まで契約を結んでおり、契約解除金も設定されていないようだ。同選手はシュトゥットガルトにとても満足しているようだが、具体的なオファーがあれば移籍の可能性も排除できないようだ。