ユベントス(イタリア1部)が、サッスオーロ(同1部)に所属するイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(29)の獲得に興味を示しているようだ。
イタリア代表として28キャップ8ゴールを誇るベラルディは下部組織時代を含めてサッスオーロ一筋でプレー。キック精度の高さを生かしたシュートやチャンスメイクを武器にチームの得点源として活躍を続けると、今季もセリエA17試合で9ゴール3アシストを記録したが、シーズン後半は負傷で欠場していた。
そんなベラルディは過去にもユベントス移籍の可能性が取り沙汰されてきた。2016年夏には出場機会減少を危惧したことから移籍を拒否したイタリア代表MFは、昨夏にユベントス移籍で個人合意に至っていたが、サッスオーロとのクラブ間合意に至らなかったことから移籍は実現しなかった。
そのなかで、イタリ『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、去就が不透明となっているイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが退団した場合の後釜としてユベントスが再び、ベラルディの獲得に動く可能性がある模様だ。
2部降格となったサッスオーロは年俸300万ユーロを受け取るベラルディを安価で売却したくないと考えているとのこと。ただ、29歳という年齢やアキレス腱負傷の影響で年末まで試合に出れない状況を鑑みて移籍金は昨夏にユベントスがサッスオーロに提示していた3000万ユーロ(約50億8000万円)以下になるようだ。