親子の時間を豊かにするための商品の企画・製造を行うmizuiro株式会社代表・木村尚子さんが開発した、米と野菜から作られたクレヨン「おやさいクレヨン」。
6月1日(土)からは、埼玉県で「かくれフードロス」として捨てられてしまっていた3種類の野菜を生まれ変わらせたクレヨンを追加した「おやさいクレヨン JapanBlue(10種類)」がmizuiro.incオンラインショップにて、2,200円(税込)で販売されています。
かくれフードロスとは?
「かくれフードロス」とは、食品工場で発生する野菜の端材や、規格外の農作物などの一般的な「フードロス」には含まれない食品廃棄のこと。年間で、およそ2,000万トンあるそうです。
独自技術が使われた「ぐるりこ」を活用
新たに「おやさいクレヨン」に加わる「ほうれんそう」「にんじん」「ごぼう」は、フードテックベンチャーであるASTRA FOOD PLAN株式会社の独自技術が活用された「ぐるりこ」が使われています。
「ぐるりこ」とは、かくれフードロスによってこれまで捨てられていた素材を、乾燥・粉末化したアップサイクルパウダーの総称。
風味やうま味の強さが特徴で、これまで「おやさいクレヨン」で使用していた素材と比べて、価格を抑えることができるそうです。さらに発色がよく、より色鮮やかになったといいます。
サステナブル社会の実現へ2社が連携
ASTRA FOOD PLANは「かくれフードロス」の削減を掲げ、mizuiroは「おやさいクレヨン」によって食品循環を目指しており、お互いサステナブル社会の実現を目指していることから、今回の連携が実現しました。
今回、「おやさいクレヨン」に加わる3種類は、ASTRA FOOD PLANが埼玉県の生産者や工場、JAなどから原料を買い取り、加工した商品といいます。
<参照>
埼玉県のかくれフードロスがクレヨンに!6/1、3種類の『ぐるりこ®』を使った「おやさいクレヨン JapanBlue」が提供開始。
おやさいクレヨン|mizuiro.inc HP