レビ・コルウィル 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、チェルシー(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFレビー・コルウィル(21)の獲得に興味を示しているようだ。

 ブンデスリーガ連覇が11でストップしたバイエルンは今夏にセンターバックの補強としてバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得を画策。選手本人もレバークーゼンからの移籍に前向きとも報じられている。

 そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏が独占情報として、バイエルンはターの獲得が乗り上げた代替案として、長らくリストの中にあったコルウィルの獲得を真剣に検討している模様。バイエルンにとって、イングランド代表DFが左利きであるのは重要であり、すでに最初の交渉を行ったようだ。

 チェルシー下部組織出身のコルウィルはハダースフィールド・タウンや、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンへのレンタル移籍を経験して昨夏に復帰。屈強なフィジカルと高水準なビルドアップ能力の高さを武器に今季はシーズン終盤の負傷離脱などもあったが、公式戦32試合に出場した。

 なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーはコルウィルに関して昨夏と同じで売却するつもりはないとのこと。複数のトップクラブから関心があるにもかかわらず、プロジェクトの重要な部分であり、将来にとって重要な選手であると考えているようだ。