アイメリク・ラポルテ 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、アル・ナスル(サウジアラビア1部)に所属するスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)の獲得に興味を持っているようだ。

 スペイン代表DFマリオ・エルモソとモンテネグロ代表DFステファン・サビッチが契約満了に伴い今季限りで退団するとの見方が強まっているアトレティコ。今夏に守備強化に優先しているアトレティコはすでに日本代表MF久保建英の同僚であるレアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得に向けてすでに個人合意に至っているとされている。

 スペイン『レレボ』によれば、アトレティコは今夏にセンターバックを2選手獲得したいと考えており、まだ決定していないものの、4〜5選手をリストアップしているという。その1人がラポルテだが、まだ交渉は進行しておらず、最終的な選択もしていないようだ。

 ポルトガル代表FWクリスティーノ・ロナウドが在籍するアル・ナスルと契約を結んでいるスペイン代表DFだが、1500万ユーロ(約25億3000万円)前後の移籍金で退団する可能性があるとのこと。アトレティコはそのほかのオペレーションも進めていることから、今後数週間以内に本命を決めるようだ。

 2018年1月にアスレティック・ビルバオからシティ入りしたラポルテは加入直後からビルドアップ能力の高さを武器に主力としてプレーしていたが、出場機会が減少していたことから昨夏にアル・ナスルへ移籍。今季はここまでリーグ戦27試合に出場して4ゴールを記録しており、今夏に開催されるユーロ2024のスペイン代表メンバーにも選出されている。