アメリカ西海岸のセンスを建築業界へ吹き込むクリエイター集団《カリフォルニア工務店》。「カッコいいものがないなら作ってしまえ」をモットーに、クリエイティブ・ディレクターの“ROCK 岩切”を中心に、新しく自由なライフスタイルを提案。そんな彼らがサーフ」をテーマに手掛けた、暮らしが楽しくなる家に生まれ変わったリノベーションハウスを紹介しよう。

“ROCK”岩切とは? 一級建築士かつ、カリフォルニアスタイルを体現するクリエイティブ・ディレクター。「カリフォルニア工務店」を取り仕切り、住宅設計からカフェの内装、ガレージ作りまで全国津々浦々を駆け巡る仕事人。「カッコいいモノがないなら作ってしまえ!」という、ナチュラルボーンなロック思考の持ち主なのだ。

今回紹介するのは、2017年に鵠沼海岸に誕生したリノベ物件。

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(写真=FUNQ/Lightningより引用)
  • 敷地_142.98 ㎡(約43 坪)
  • 面積_1F / 59.41 ㎡(約18 坪)、2F / 46.37 ㎡(約14 坪)
  • 住所_ 藤沢市鵠沼海岸1
  • 最寄駅_小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩12 分

    開放的ながらも洗練されたスタイルを持つ、アメリカ西海岸の住宅。その誰もが一度は憧れるスタイリッシュさと心地よさを持つ居住空間を、カリフォルニア工務店ではオリジナリティ高い独自の視点で提案している。

    これまでに茅ヶ崎、七里ガ浜、鵠沼海岸エリアに新築分譲住宅事業を展開してきたが、今回紹介する物件は空き家問題に取り組むべく新たなプロジェクトとして始動したもの。中古戸建を取得し、まるごとリノベーションして販売する「丸ごとリノベプロジェクト」だ。
     

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アメリカ西海岸らしいクリーンな居住空間へと仕上がったサーファーズハウス(写真=FUNQ/Lightningより引用)

その第一弾として築20年の中古住宅を西海岸で人気の「サーファーズハウス」をデザインコンセプトにしたリノベーションハウスとして蘇らせた。ホワイトとアクアブルー、そして濃いめのウッドをカラーリングの基調とし、モダンなサーフテイストで仕上げている。
 

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こだわったのは使用される木材のエイジング感とポップな色使い。カリフォルニア工務店のアイデアが光る内装は必見だ(写真=FUNQ/Lightningより引用)
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アメリカンフェンスやメールボックスなど、細かな外装にまでカリフォルニア工務店らしいこだわりを落とし込んでいる(写真=FUNQ/Lightningより引用)