町田ゼルビア、北朝鮮代表OBの鄭大世氏が、プロサッカー選手の結婚について持論を展開。サッカーに関する妻との会話内容を明かしたほか、MF守田英正が2020年にモデルの藤阪れいなと結婚して以降、ポルトガル1部スポルティングCPや日本代表で活躍していることに頷いている。
インターネット放送局『ABEMA』で今月9日放送開始のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」では、守田への独占インタビューが公開。守田と藤阪が結婚に至るまでの経緯や、2022年に誕生した娘の子育てについて語っているが、家庭環境が温かいとネット上で反響を呼んでいる。
スタジオ出演の鄭大世氏は、守田の幸せな姿に胸を打たれると、「ドイツでプレーしていた時はひとり。良い時は良い。ただサッカーの試合などでうまくいかない時は本当に辛い」と、独身だったVfLボーフムやケルンでの2年半に触れた上で、家族の存在の重要性を説いた。
「韓国でプレーしている時に結婚したけど、日本に帰って来て子供と一緒に暮らしていたら、サポートももちろんしてくれるけど、家族がいるだけで安心感がある。帰宅したらホッとする。だから、既婚者はみんな家から出なくなるんだなと(思った)。家の雰囲気が温かすぎて、外出する必要がない。これが人生の幸せだなと思った」
ただ一方で、鄭大世氏は妻から公式戦でのプレーにダメ出しをされることに、やや不満を抱いている模様。「試合で負けた時、たまに『なぜあそこで足を出さなかったの?』と言われた時は、『お前に何が分かる』と心の中で思っている。『それはやめてほしい』と冷静に言ったことで、そういうことは無くなった」と語り、元プロ野球選手の川崎宗則氏など共演者の笑いを誘った。
鄭大世氏は韓国1部・水原三星在籍時の2013年12月に韓国人女性と結婚。同クラブで2015シーズン途中までプレーした後、清水エスパルス、アルビレックス新潟、町田と渡り歩き、2022シーズン終了後に現役を退いた。