ただし、自分がトランプ氏またはバイデン氏のどちらを支持するかについては明確な回答を避けた。
RICO法(Racketeering Influenced and Corrupt Organizations Act)は、ギャングなどの組織犯罪、特に組織のトップの訴追することを可能とするために1970年に連邦法として成立し、その後各州に広がった。トランプ氏は、2020年大統領選挙の結果を覆す取り組みをめぐり、ジョージア州フルトン郡の検察からRICO法違反を含む13の罪で刑事訴追されている。
ちなみにニューヨークタイムズが5月に6つの激戦州の有権者に対して実施した世論調査では、トランプ氏はこれまで弱いとされてきた若者や有色人種の支持を伸ばしていることがわかった。18歳から29歳とヒスパニックの有権者では、トランプ氏はバイデン氏と「基本的に同等」の支持を獲得。黒人有権者の支持率は20%で、1964年の公民権法制定以来どの共和党大統領よりも高い水準に達している。