オートリブ株式会社、ドイツ自動車工業会による情報セキュリティ評価「TISAX」認証を取得

 オートリブ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:コリン・ノックトン)は、ドイツ自動車工業会による情報セキュリティ評価であるTISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange/自動車業界のサプライチェーンを対象とした情報セキュリティ審査基準)の認証を取得し、ENX(European Network Exchange)協会が運営するポータル(ENXポータル)にTISAX認証登録されました。

【当認証を取得した拠点(4拠点、2024年4月末現在)】

 ・3工場:筑波事業所、中部事業所、広島事業所

 ・1テクニカルセンター:ジャパンテクニカルセンター(ジャパンテクニカルセンターつくばを含む)

 自動車業界では、自動運転をはじめとした未来のモビリティに関する製品づくりのため、多くの企業が様々なパートナー企業と連携して開発プロジェクトを進めており、情報セキュリティ対策が十分に行われているかどうかが重要になってきています。

 「TISAX」は、欧州自動車メーカーや自動車部品メーカーなどで構成されるENX協会とドイツ自動車工業会(VDA)が共同で情報セキュリティ管理の統一基準として開発されたものです。当認証は、多くの自動車メーカーや部品メーカーがそのサプライヤーを選定するにあたり、参照されています。

 当社は今後も情報セキュリティレベルをより高めるべく、様々なセキュリティ対策を継続的に行い、未来の安全なモビリティ社会の実現に向けて、革新的な安全ソリューションの開発を推進していきます。

TISAXについて Welcome to TISAX · ENX Portal

オートリブ グローバルについて

 Autoliv, Inc.は、自動車安全システムをグローバル規模で提供するリーディングカンパニーです。当社は子会社を通して、世界中の主要自動車メーカー向けて、エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイール(ハンドル)などの安全保護システムを開発、製造および販売しているほか、歩行者保護、二輪車のライダー向けのコネクティッドセイフティサービスや安全ソリューションも開発しています。オートリブでは、継続して先進的なソリューションを提供するために、モビリティセイフティのスタンダードに挑戦し、再定義しています。

25カ国に広がる約70,000人もの従業員は、「Saving More Lives(より多くの命を守る)」という当社のビジョンに真摯に取り組んでおり、どんな業務においても品質を最も重視しています。14カ所にテクニカルセンターを配置し、20の衝突試験装置を保有しています。2023年度の売上高は、105億米ドルです。株式をニューヨーク証券取引所(NYSE: ALV)に、スウェーデン預託証券をナスダック・ストックホルム(ALIV sdb)に上場しています。

オートリブ株式会社(オートリブ 日本法人)について

 オートリブは1987年に日本でオフィスを立ち上げ、35年以上もの間、主に日本の完成車メーカー向けに自動車を含めたモビリティの安全ソリューション(エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイールなど)の開発、製造、販売を行っています。日本のお客様の営業窓口としてグローバルでも重要な拠点であり、テクニカルセンター、生産工場(筑波事業所・中部事業所・広島事業所)、営業拠点を日本国内に持ち、2,000人以上の従業員が働いています。2023年度の売上高は、1,221億2,900万円です。