Payn株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山下恭平、以下「当社」)が提供するキャンセル料の請求・回収業務を自動化する『Payn』が、信南交通株式会社(本社:長野県飯田市、代表取締役社長:中島一夫、以下「信南交通」)が提供する宿泊管理システム『Assist』と連携を開始いたしました。
キャンセル料の請求・回収業務を自動化する『Payn』
『Payn』は、ホテルやレストランなどのキャンセルポリシーを規定している事業者が行っているキャンセル料の請求・回収業務を、かんたんに請求・回収・管理することが可能になる自動請求ツールです。
『Payn』公式サイト
https://payn.io
ホテルやレストラン業界を中心に、予約が発生する業界では「キャンセル」に関する多くの問題があります。
予約したお客様が来ない無断キャンセル(ノーショー)問題や、キャンセル料請求の業務負担問題、キャンセル料を請求しても払っていただけない未払い問題など、様々な問題が事業者を悩ませています。
これらの問題を解決するために、2022年10月にキャンセル料の請求・回収業務を自動化する『Payn』をリリースし、宿泊施設や飲食店等を中心に様々な事業者に現在ご利用いただいております。
信南交通株式会社の宿泊管理システム『Assist』と連携を開始
この度、信南交通が提供するホテル管理システム『Assist』と連携を開始いたしました。
『Assist』は、豊富な機能と直観的な操作性で顧客、予約、フロント会計、売掛管理、経営、営業戦略を管理する旅館システム、リゾートホテルシステムです。
本連携によって『Assist』内にある予約データをAPI経由で自動で『Payn』に取り込むことで、請求情報の手入力が不要になり、キャンセル料請求時に発生する請求書の作成やメッセージ送信、請求のリマインド・回収などの業務の自動化が可能になります。
『Assist』公式サイト
https://www.shinnan.co.jp/system/index.html
初期費用・月額費用は掛からず連携が可能
本機能は、宿泊施設様にとって、開発費用を含む初期費用や月額費用は一切かからずに連携することが可能です。
宿泊業界において、施設を管理する基幹システムと外部サービスとの連携には開発費用や月額費用がかかることが一般的です。
しかし、宿泊業界に潜むキャンセル課題を解決するためにはどのような料金体系で提供すべきかなど当社および信南交通で双方協議し、このような料金体系での提供を実現いたしました。
Payn独自の特許技術を活用
なお、本連携については当社が2023年10月に取得した「様々な媒体から予約データを取得し、シームレスにキャンセル料を請求することが可能になる技術」の特許を活用した連携となっております。
Payn(ペイン)、予約管理サービス等と連携してシームレスにキャンセル料を請求する特許を取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000108402.html
特許のイメージ図
予約が発生する業界では様々な予約サイトや、これらの予約を一元管理する予約管理サービス(宿泊業界ではPMSやサイトコントローラー、飲食業界では予約台帳など)が存在します。
これまでのキャンセル料の請求業務は、これらの媒体から予約情報を確認し、手動で請求書等を作成し請求する必要がありました。
本発明では、様々な媒体からAPIやCSV等を通じて予約データを取得することで、請求先の特定から請求書作成、その後のメッセージ送信など一連のキャンセル料請求業務をシームレスにすることが可能になります。
本連携に留まらず、様々な予約管理サービスとの連携を実現し、今後もさらなる拡大を予定しております。
代表者プロフィール
Payn株式会社
代表取締役CEO 山下 恭平
横浜市出身。ヤフーや自身で創業したスタートアップ「宿泊予約の売買サービス Cansell」などを経て、2022年3月にPayn株式会社を設立。Cansellでは、数億円の資金調達や東洋経済すごいベンチャー100に選ばれるも、2020年のコロナ禍をきっかけに事業状況が悪化し、2022年3月に会社が破産。これらの経験を糧にPayn株式会社を創業し、新しいチャレンジに挑戦中。スタートアップの創業は2社目。
会社概要
社名 :Payn株式会社
住所 :東京都中央区日本橋兜町5-1
代表者 :代表取締役CEO 山下 恭平
設立 :2022年3月
会社HP:https://payn.io/about