バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、フラム(イングランド1部)に所属するポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に興味を持っているようだ。
スポルティングCP下部組織出身のパリーニャは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、2022年夏にフラムへ完全移籍。ボール奪取能力の高さや高水準なパス精度を武器に今季もプレミアリーグ33試合に出場して4ゴールを記録した。
そんなパリーニャを巡っては昨夏に守備的MFの補強を目指したバイエルンが移籍金6000万ユーロ(約101億4000万円)フラムとクラブ間合意に至り、メディカルチェックもパス。しかしながら、フラムが後釜を獲得できなかったことから最終的に破談に終わっていた。
そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンは再びパリーニャをトップターゲットに設定しており、選手サイドとはすでに原則的な個人合意に至っているとのこと。また、昨夏の時点で重要な詳細についての交渉は済んでおり、同選手はバイエルン移籍を熱望しているようだ。
加えて、バイエルンとフラムのクラブ間交渉はすでに進行しているとのこと。バイエルンはフラムと2028年夏まで契約を結んでいるポルトガル代表MFに移籍金4000万ユーロ〜4500万ユーロ(約67億6000万円〜約76億円)を支払う準備があるようだ。