日本代表MF相馬勇紀は、今季限りでポルトガル1部カーザ・ピアACを期限付き移籍期間満了により退団することがほぼ確実に。名古屋復帰報道も飛び交う中、ベルギー1部KVコルトレイクへ期限付き移籍中のDF藤井陽也も名古屋復帰の可能性があるという。
2023シーズンに名古屋守備陣の中心選手として活躍していた藤井。今年1月1日開催の国際親善試合タイ戦で日本代表デビューを飾ると、10日後にコルトレイクへ買い取りオプション付きの期限付き移籍により加入する。
コルトレイク加入後は、デビュー戦から5試合つづけて先発出場も、ハムストリングの肉離れにより約2か月間にわたり離脱。4月14日のプレーオフ・シャルルロワSC戦で復帰した後は6試合つづけてスタメン出場。チームは2部降格の危機に瀕していたが、藤井の活躍もあり1部残留を果たした。
そんな藤井の去就については、先月30日にベルギーメディア『HLN』が「コルトレイクは買い取りオプションを行使したいと考えている」とリポート。しかし、ベルギーメディア『KW』は今月7日に「コルトレイクはどのポジションでも主力選手が退団する」とした上で、藤井について「レンタル元の名古屋に戻るだろう。コルトレイクは買い取りオプションを行使したいと考えているが、不透明だ」と綴っている。
名古屋はJ1第17節終了時点で8勝2分7敗と、首位の町田ゼルビアから勝ち点9差の7位。守備陣では韓国代表DFハ・チャンレの活躍が目立つ一方、DF三國ケネディエブスの致命的ミスから失点するシーンも散見されている。