古橋亨梧 写真:Getty Images

 日本代表落選のセルティック所属FW古橋亨梧には、一部で浦和レッズ移籍が噂が。古巣であるFC岐阜、ヴィッセル神戸のホームゲーム来場が決まっている同選手の去就について、現地メディアが特集している。

 セルティックの契約期間は2027年6月まで残している古橋。昨季まではアンジェ・ポステコグルー前監督のもとで絶対的ストライカーとして活躍していたものの、今季はブレンダン・ロジャーズ監督のもとでゴールのペースがダウン。今年2月以降はFWアダム・イダにスタメンを譲る試合もあったが、それでも公式戦で19ゴールを挙げてシーズンを終えた。

 古橋の去就を巡っては、先月28日に日本の一部情報筋が「浦和は今夏、古橋の獲得を望んでいる」とリポート。イギリスの複数メディアが日本国内の噂を引用する形でこぞって報じる一方、セルティックの専門サイト『セルティック・スター』は29日に「信憑性の低い情報源」と反論していた。

 すると英メディア『フットボール・スコットランド』は今月7日に「浦和は現時点で、古橋の関してまだ正式なアプローチを行っていない」とリポート。英紙『デイリーレコード』は「古橋には移籍金1000万ポンド(約20億円)前後のオファーが予想されるが、浦和は20億円を支払うつもりはない」とした上で、一部情報筋による浦和移籍の噂に対して「波紋を呼んでいる」と反応した。

 浦和のストライカー陣では、ローマから期限付き移籍中のノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンに退団の可能性が浮上。ギリシャメディア『SDNA』が今月6日に伝えたところによると、浦和はギリシャ1部パナシナイコス所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイェフに関心を寄せているが、同選手はパナシナイコスの監督が決まるまで自身の去就に関して態度を保留しているという。