チェルシー(イングランド1部)が、エバートン(同1部)に所属するイングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(27)の獲得に興味を示しているようだ。
今夏にストライカーの補強に乗り出しているチェルシーは、ライプツィヒ(ドイツ1部)でプレーするスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの獲得を画策。しかし、サウジアラビアからのオファーをすでに2度拒否しているという同選手にはアーセナル(イングランド1部)やマンチェスター・ユナイテッド(同1部)も獲得に動いているとされている。
イギリス『デイリー・メール』によれば、チェルシーはエバートンとの現行契約が来夏まででシェシュコよりも安価なオプションとなっているキャルバート=ルーウィンの動向をチェックしているという。チェルシーは若手選手の獲得に力を力を入れているが、獲得が間近に迫っているフラムのイングランド人DFトシン・アダラビオヨのように移籍市場で価値のある選手も探しているようだ。
その一方で、エバートンはイングランド代表FWの残留を望んでおり、契約延長に向けたオファーを準備しているとのこと。それでも、チェルシーはローマにレンタル移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカクやフラムにローン中のアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤなどを売却して資金を手にしたいと考えているようだ。
イングランド代表として11試合4ゴールを誇るキャルバート=ルーウィンは2016年夏にエバートンへ加入。2シーズン連続で二桁ゴールを達成するなどストライカーとして成長をしていたが、低迷した昨季を経て、今季はプレミアリーグ32試合で7ゴールと復調の兆しを見せた。