「例えば、30人の仲間でチャレンジをした場合、まずは自分以外の29人とフォローフォロワーの関係になることができます。(戦略的にしない場合もあり)そして、自分が投稿したときに、高い可能性でリアクションをしてもらうことができます。もちろん、自分自身も仲間の29人の投稿に対して積極的にリアクションを行います」(渡邉さん)
ツイッターの影響力とは「100日間続けることで、1人で投稿をしている100日間よりもはるかに影響力を高めていくことができます。何より一匹で泳ぐのは辛いもの。この“100日チャレンジ”を終えた後、私のフォロワーも1,000人ほど増えました。一緒にチャレンジに参加した方はフォロワー0人から2万人に増えた方もいれば、出版社から講演依頼が来たという方もいます」(同)
ツイッターでの影響力は一般的にはフォロワー数が1000人を超えると注目されやすくなると言われています。筆者の場合は、物販(私の場合は書籍販売)で効果が出てきたのは、2000人を超えたあたりでした。
2000人を超すと、プロフィール欄にあるWEBやブログのアクセスが増えてきます。また、フォロワー数が増えるにつれて、そのアカウントの発言力やビジネス面での影響力も高まると考えられます。2000名を超える割合は全体の約6%程度と言われています。
フォロワー数が1万人を超えると、大きな影響力を持つとされています。1万人以上のフォロワーを持つアカウントは全体の約0.6%程度と言われています。このレベルに達すると、情報発信力が向上し、ビジネスチャンスが広がると言われています。
しかし、フォロワー数ではなく、本来必要なのは質の高いフォロワーです。質の高いフォロワーとは、積極的にコンテンツに反応するユーザーのことを言います。影響力を高めるためには、質の高いコンテンツを継続的に投稿し、フォロワーとの関係を築くことが重要です。
なお、本書には楽しくツイッターを活用するためのノウハウが凝縮されています。昔ほど、フォロワー獲得は簡単ではありませんが、この機会に発信のコツを覚えてみませんか。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)