三菱自動車のミニキャブ トラックがマイナーチェンジ。安全装備の拡充や機能装備のグレードアップ、新ボディカラーの設定などを行って訴求力をアップ

 三菱自動車は2024年5月27日、軽トラックのミニキャブ トラックの一部改良を実施し、同日より発売した。

三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲三菱ミニキャブ トラックG (4WD) 価格:5MT151万3600円/4AT159万600円 全長3395×全幅1475×全高1765mm ホイールベース1905mm 車重MT780/AT790kg WLTCモード燃費MT21.3/AT19.0km/リットル 新ボディカラーとしてクールカーキパールメタリックを設定(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開および車両価格は以下の通り。

M・2WD:5MT110万3300円/4AT118万300円

M・4WD:5MT125万5100円/4AT133万2100円

みのり・4WD:5MT135万7400円/4AT143万4400円

G・4WD:5MT151万3600円/4AT159万600円

三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲三菱ミニキャブ トラック みのり(4WD) 価格:5MT135万7400円/4AT143万4400円 全長3395×全幅1475×全高1765mm ホイールベース1905mm 車重MT780/AT790kg WLTCモード燃費MT21.3/AT19.0km/リットル 写真のボディカラーはシルキーシルバーメタリック(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 スズキからOEM供給を受けて販売する三菱自動車のミニキャブ トラックは、スズキのキャリイをベースとする三菱ブランドの軽商用トラックだ。今回の改良は、先進安全装備や機能装備の拡充、新ボディカラーの設定などを図ったことが特徴である。

三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲三菱ミニキャブ トラックM (4WD) 価格:5MT125万5100円/4AT133万2100円 全長3395×全幅1475×全高1765mm ホイールベース1905mm 車重MT770/AT790kg WLTCモード燃費MT21.4/AT19.0km/リットル 写真のボディカラーはホワイト(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 まず安全装備の面では、全グレードにリアパーキングセンサーおよびメーター内のリアパーキングセンサー表示灯を標準装備する。また、Gとみのりには後退時の誤発進抑制機能に「ブレーキ制御機能」を追加。機能作動中に後方の障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断した場合、自動でブレーキ制御が作動し、うっかり誤操作による衝突回避または衝突被害軽減を実現した。

三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲全グレードにリアパーキングセンサーおよびメーター内のリアパーキングセンサー表示灯を標準装備(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲Gとみのりは後退時の誤発進抑制機能に「ブレーキ制御機能」を追加する(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 機能装備については、電波式キーレスエントリーやパワードアロック、パワーウィンドウといった快適装備を全車に標準で採用。また、GグレードにはLEDヘッドランプと電動格納リモコン式カラードドアミラーを標準で装備し、また新ボディカラーとしてクールカーキパールメタリックを追加する。さらに、5MT車にアイドリングストップシステムのオートストップ&ゴー(AS&G)を組み込み、燃費をWLTCモードで最大約3%向上させた。

三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲電波式キーレスエントリーやパワードアロック、パワーウィンドウといった快適装備を全車に標準で採用(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲GグレードにはLEDヘッドランプと電動格納リモコン式カラードドアミラーを標準装備(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
▲5MT車にアイドリングストップシステムのオートストップ&ゴー(AS&G)を採用。燃費をWLTCモードで最大約3%向上させる(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワーユニットは従来と共通で、R06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(50ps/6.0kg・m)を搭載。経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」にも該当している。

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ