「逆輸入カラムーチョ、尋常じゃない辛さで舌が…!」
広大な倉庫型店舗とアメリカンサイズの商品群が魅力のコストコ。
そこに並ぶ商品には「規格外」「尋常でない」「予想をはるかに超えている」
といった、人々の感想が寄せられている。
今回はコストコで、「圧倒的な」体験をした3名の話をご紹介する。
すべて実体験にもとづくストーリーなので、コストコに行く機会がある方は参考にしてほしい。
冷蔵庫に入らない…規格外の特大ティラミスでやむを得ず決行「食品の断捨離」
友人とコストコを訪れた時のことです。
コストコといえば巨大なパッケージ商品が並んでいることで有名ですが、私はその日、特大のティラミスを買いました。
重さは約1.5kgもあり、家族と食べようと思っていました。
しかし、帰宅後に気付きましたが冷蔵庫に入りませんでした。
見た目はそんなに大きくありませんでしたが、いざ冷蔵庫に入れようとすると意外とサイズが大きかったです。
「このティラミスを冷蔵庫に収納しなければ…」 謎の使命感におわれ、
ついに「食品の断捨離」 を始めたのです。
何本も乱立する調味料のチューブ、キムチのパック、小麦粉やシイタケの乾物、タッパーのカレーなどいつのものかわからなかったり賞味期限切れのものがいろいろあり。
自分でも買ったことを忘れているものもたくさんありました。
ほぼ何も入っていない状態にして、ようやく収納。
コストコの商品が規格外であることってなぜか、店内では冷静に判断できないようです。何か楽しいので以後気を付けたいですが、無理かもしれません。
モスの3倍近く「海老カツバーガー」レッドロブスターか?フードコートの罠
コストコフードコートの写真と実際のサイズのギャップには気を付けたほうがいいです。
特にエビカツバーガーは予想をはるかに超えていました。
直径15センチくらいあるんじゃないかというエビカツ。
海老がこれでもかというくらいぎゅうぎゅうにつまっていて
ほぼレッドロブスター状態でした。
最初はテンション高くかぶりついていましたが、
唇がきれて半分もいかないうちにギブアップ
メニューの写真ではモスの海老カツバーガーくらいにみえたのですがその2、3倍の大きさでした。
「今日の夜、レッドロブスターか、ハンバーガーかで迷っている」という人にはちょうどいいかもしれません。
コストコのフードコートはどのメニューも写真より実物がでかいです。マックみたいなのりでいろいろ注文すると、罰ゲームみたいになるので注意したほうがいいです。
(30代・男性)
「逆輸入カラムーチョ」尋常じゃない辛さで舌が…!いつの間にか病みつきになり…
家族でコストコにお買い物に行った際、お菓子売り場でちょっと見慣れないカラムーチョ「ベトナム ステック カラムーチョ」を見つけて興味を持ち、買ってみました。
なんでもこの商品、あの湖池屋「カラムーチョ」をベトナムから、ブランド発祥地国である日本へ逆輸入したものらしいです。
辛い物好きな夫が食べてみたところ、大騒ぎ。
水道から水を大量に飲んで、それでも落ち着かず「舌が痛い」 といってしばらく騒いでいました。
私も試しに食べてみたのですが、日本のカラムーチョとは桁違いの辛さで…
なんでも日本のやつの2.5倍の辛さらしいです。風味自体も、スパイスが強くて、いつものからむーちょと違っていて。
最初は「もう二度と食べない、買わない」と思っていました。
ところがです。
次の日怖いもの見たさというか、なんとなく手を出してしまい…
さらにその次の日も夫と晩酌時いつの間にか口に運んでいて
気づいたら病みつきになっていました。
今では独特のスパイス風味が何とも言えずたまらなく、これなしではハイボールを飲めません(笑)
家呑みで友人夫婦に進めたら、その夫婦も最初は悲鳴をあげつつ、今では大人買いしているそうです(笑)
(40代・女性)
コストコ宇宙でブラックホールを見かけたなら
コストコの商品はときに、安穏とした日常にジャブをうってくる。いな、カウンターパンチといっていいその威力は、常識を超越する体験を運んでくれる。
もっとも、意味不明のこだわりや執着で、ブラックホールにはまってしまうのは少々危険だ。
コストコならではの規格外な商品たち。程よい頻度で、心地よい刺激を味わえたらいい。
文・MONEY TIMES編集部