ビクトル・ツィガンコフ 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)が、、ジローナ(スペイン1部)に所属するウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフ(26)の獲得に興味を示しているようだ。

 ウクライナ代表として49キャップ11ゴールを誇るツィガンコフは、ディナモ・キエフ下部組織出身で2014年にトップチーム昇格。優れたドリブルテクニックを武器に昨年1月からジローナへ加わると、今季はラ・リーガ30試合で8ゴール7アシストを記録した。

 スペイン『アス』によれば、2年連続でプレミアリーグ2位に終わり、今夏に攻撃強化に乗り出しているアーセナルがツィガンコフの獲得に向けて代理人に接触したという。同選手はジローナと2027年夏まで契約を結んでいるものの、3000万ユーロ(約50億8000万円)の契約解除金が存在しているようだ。

 また、良い形でジローナを退団したいと明かしているツィガンコフにはミラン(イタリア1部)やトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も関心を示している模様。しかし、同選手はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を夢見ていることから、その条件は不可欠だという。

 しかしながら、今季のラ・リーガで3位フィニッシュするなど旋風を巻き起こしたジローナは、ウクライナ代表MFの慰留に尽力している模様。今年1月には契約延長とリリース条項がアップとなるオファーを打診しだが、同選手がシーズンに集中していたことから、合意には至ったようだ。