AnyMind Group、マレーシアのECイネーブラーArche Digital社の全株式取得
(画像=『RTB SQUARE』より 引用)

AnyMind Group株式会社は、マレーシアにてEC支援事業を展開するArche Digital Sdn. Bhd.(読み;アーチェデジタル、以下「Arche Digital社」)の全株式の譲渡手続きを完了し、同社を完全子会社化しました。Arche Digital社はマレーシアにおいて、その社名を維持したまま事業運営を継続します。

背景と狙い
Arche Digital社は、マレーシアでEC運営とマーケティングに関する業務を包括的に支援するECイネーブラー*1です。2015年の創業以来、「L’Occitane en Provence」、「SC Johnson」、「Melvita」、「Elemis」、「Yale」といったグローバルスキンケアブランドや日用品ブランドを含むさまざまな企業のEC事業をサポートしています。当社のEC関連のプラットフォームをはじめとするとテクノロジー技術や現地法人のグローバルネットワークと、Arche Digital社のマレーシアにおけるECオペレーションチームやクライアントネットワークをかけ合わせたBPaaS*2モデルのソリューションにより、国内外のブランドのマレーシアにおけるEC事業を力強くサポートできると考えています。

今後の展開について
Arche Digital社のクライアントは当社が開発・提供する各種プラットフォームや各国・地域の現地法人やローカルネットワークなどを活用できます。まずは、Arche Digital社の主要クライアント企業に、当社のECマネジメントプラットフォーム「AnyX」やインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」などの導入に向けた取り組みを開始します。さらに、Arche Digital社の物流やフルフィルメントに関する知見を各市場やグローバル物流プラットフォーム「AnyLogi」などに展開することで、各地域における事業シナジー創出を図ります。なお、Arche Digital社のSteven Tan氏は今後、当社グループのマネジメントに参画予定です。

<AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河 宏輔氏のコメント>
Arche Digital社のグループインにより、マレーシア市場におけるECや物流における知見や、ローカルネットワークの強化を図れたと考えています。昨年グループインしたインドネシアのECイネーブラーであるDDI社との取り組みのように、Arche Digital社ともお互いの強みを掛け合わせて、マレーシアブランドの海外進出や、グローバルブランドのマレーシア市場への展開を力強くサポートしてまいります。

<Arche Digital, Founder and Managing Director Steven Tan氏のコメント>
AnyMind Groupのテクノロジーや各国でのローカルネットワークを活用することで、私たちはこれまで以上に力強くクライアントの成長を支援できると確信しています。マレーシアEC市場は今年も二桁成長が予想されています。両社の強みを生かして、マレーシアEC市場の成長を加速させます。

提供元・RTB SQUARE

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