アルファロメオの新型カスタムカーが「デザインコンセプト賞」を受賞。同部門でのイタリアブランドの受賞数は、5つとなった
1929年以来最も美しいヴィンテージカー、そして2022年以来最も魅力的なプロトタイプの栄冠に輝く、名高い「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」において、新型「アルファロメオ33ストラダーレ」は、栄誉あるデザインコンセプト賞を受賞し、ユニークで再現不可能な動く芸術作品であることを証明した。
アルファロメオ車がこの賞を受賞するのは「ブレラ」「8Cコンペティツィオーネ」「8Cスパイダー」「TZ3」「アルファロメオ4Cコンセプトモデル」に続いて5度目となる。
アルファロメオはまた、同イベントの主要賞である「コッパ・ドーロ賞」と「デザインコンセプト賞」を同じ年に受賞した唯一のブランドでもある。2002年の「アルファロメオ6C 1750」と「アルファロメオ・ブレラ」、そして2012年の「アルファロメオ6C 1750 GS(シリーズ6、1933年)」と「アルファロメオ4Cコンセプト」がそれである。
今年は、スタイルとドライビング・エクスペリエンスという点で、イタリアン・ブランドの現在と未来における実力のマニフェストである新型33ストラダーレが受賞した。
この新型カスタムカーは、世界のモータースポーツ界のビッグネームであり、1960年代のアイコンである「ティーポ33」を直接ベースにしている。ルネッサンス時代の職人ブティックや、1960年代の有名なイタリアのコーチビルダーたちの工房とまったく同じ方法で、独自の職人技によって製造されている。
壮麗な新型33ストラダーレの成功は、ブランドの新しいスタイル言語から新しいデザイン要素を導入した、その紛れもない彫刻的な美しさによって決定される。具体的には、エクステリアは必要な美しさを体現し、プロポーション、ボリューム、表面加工の完璧なバランスを特徴としている。
同様に、インテリアは1967年型33ストラダーレの美学とテクノロジーを忠実に尊重しながらも、ミニマルなデザイン、魅力的な環境、ドライビング・エクスペリエンスを強調する素材で際立っている。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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