ゴンサロ・イナシオ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、スポルティングCP(ポルトガル1部)に所属するポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオ(22)の獲得に興味を持っているようだ。

 スポルティング下部組織出身のイナシオはビルドアップ能力の高さや対人守備が魅力的なセンターバックで、2020年にトップチーム昇格を果たすと、今季も公式戦49試合に出場して4ゴールを記録。また、昨年3月にはポルトガル代表デビューを果たしており、今夏に開催されるユーロ2024のメンバーにも選出されている。

 イギリス『デイリー・メール』によれば、今季も公式戦32試合に出場するなど在籍3年間で通算95試合に出場した元フランス代表DFラファエル・バランが契約満了に伴い今季限りで退団したユナイテッドはセンターバックの補強に乗り出しているという。

 そのなかで、アルゼンチン代表Dリサンドロ・マルティネスの相棒としてユナイテッドは長期間にわたってイナシオをモニタリングしているという。今季のFAカップを制したものの、去就が不透明となっているエリック・テン・ハグ監督の状況に関係なく、近日中にオファーを出す予定のようだ。

 また、ポルトガル代表DFには元カメルーン代表DFジョエル・マティプが契約満了で退団したリバプールも視線を注いでいるという。2027年夏までスポルティングと契約を結んでいる同選手には5100万ポンド(約100億7000万円)の契約解除金も存在しているようだ。