タクシーを手配するのに便利なGOでも、領収書が発行できるのか気になる人は多いようです。結論からお伝えすると、GOでも領収書の発行は可能です。この記事では、支払い方法ごとのGOで領収書をもらう方法や注意点を解説します。家計管理や経費のために領収書が必要な方は、事前にやり方をチェックしておきましょう。
GOでタクシーを利用したときの領収書のもらい方は、支払い方法で異なります。
支払い方法によっては後からもらえなくなるため、事前に注意しておきましょう。
- 車内決済
- GO Pay
GOでタクシーを利用し車内決済で支払った場合は、乗務員から直接領収書を受け取る必要があります。
領収書を受け取り忘れてしまうと、再発行できないため注意しましょう。
車内決済では、アプリ内で支払ったのとは違い決済を済ませたことが確認できません。
そのため、もらい忘れると支払いが本当に終わったのか確認できず、アプリからは発行できないのです。
領収書をもらい忘れると再発行できないのは、GOを利用しないでタクシーに乗った場合も変わりません。
もらい忘れがないよう、領収書が必要な旨を乗務員へ伝えましょう。
GO Payを利用した場合は、アプリ内で領収書の発行が可能です。
メールを通して送られてくるため、万が一メールを消してしまった場合でも再発行ができます。
GO Payを利用して支払った場合は、数ヶ月前の領収書でも問題なく発行が可能です。
支払った金額の管理だけでなく、経費の清算で領収書が必要になった場合でも便利に使えるでしょう。
ここからは、実際にGOのアプリ内で領収書を発行する方法を解説します。
必要になったときに焦らずに済むよう、事前にやり方をチェックしておきましょう。
- アプリを起動する
- 右下のメニューから「利用履歴・領収書発行」を選ぶ
- 領収書を発行したい履歴を選ぶ
- 「領収書を発行する」をタップ
- メールアドレス・宛名・料金の内訳を決める入力
- 指定したメールアドレスへPDFが届く
GO Payを利用したときの領収書が必要になったら、アプリを起動します。
アプリを起動するとタクシー手配の画面になるため、いつも通りの操作はしないようにしましょう。
右下ある、三本線をタップしてメニュー欄を開きます。
上から4つ目にある「利用履歴・領収書発行」を選びましょう。
タップすると、GOを使ってタクシーを手配した履歴が一覧で並びます。
一覧の中から、領収書を発行したい利用履歴を選びましょう。
金額の下に利用した日付や時間が書いてあるため、領収書を発行したい利用履歴を選びます。
履歴を選ぶと、乗車した場所や目的地が地図上に表示されるので、領収書発行前に間違っていないかチェックしておくと安心です。
領収書の必要な履歴であると確認できたら、乗車詳細の上にある「領収書を発行する」をタップしましょう。
画面が移動したら、領収書を送るメールアドレスや宛名、料金の内訳を決定します。
領収書を送るメールアドレスは、GOを登録したときに設定したアドレスになります。
問題なければそのままで、ほかのメールアドレスに送りたいときは変更しましょう。
宛名は、会社名や自分の名前など好きな宛先を設定できます。
決められた内容がある場合は、このタイミングで入力しておきましょう。
料金の内訳とは、乗車料金や迎車料金といった金額の内容を細かく領収書に載せるかどうかです。
必要なければ、合計金額のみの領収書が発行されます。
すべて設定できたら、「送信する」をタップしましょう。
送信するをタップしたら、数分待つと指定したメールアドレスにPDFデータが届きます。
必要であれば印刷し会社へ提出しましょう。
また、GOの領収書は何度でも再発行が可能です。
万が一紛失した場合は、再度発行して使えます。
GOで領収書をもらうときは、注意点もあります。
どのような点に注意すればいいか知っておけば、後で後悔する心配を減らせます。
- GO Payでは紙の領収書がもらえない
- 車内決済だと領収書の再発行は不可能
GO Payを利用した場合は、乗務員から紙の領収書はもらえません。
紙の領収書が必要な場合は、車内決済にするかPDFで用意した領収書を自分で印刷する必要があります。
また、PDFで印刷した領収書が使えるかは企業によって異なります。心配であれば、事前に勤めている会社の経理に確認しておきましょう。
車内決済を利用したときにもらった領収書は、GOでタクシーを手配していても再発行できません。
無くした場合は経費の証明方法がなくなるため、保管には注意しましょう。
ただし、タクシー会社によっては再発行に対応してくれる可能性もあります。
タクシー会社がわかれば直接問い合わせ、対応してもらえるか確認しましょう。
GOを利用して手配したタクシーであれば、履歴からタクシー会社の特定が可能です。
GOを使って利用した旨を伝え、乗車履歴から再発行してもらえるか確認しましょう。
ここでは、GOで領収書をもらうときによくある質問に回答します。
事前に気になる疑問点を解消しておき、必要な領収書を用意しましょう。
- GO Payの領収書は再発行可能?
- GOの領収書にはインボイス登録番号が載っている?
- GO Payで紙の領収書を用意するには?
- クーポンを利用した場合の領収書はどうなる?
- GOの領収書に乗車明細は乗る?
- GOの領収書メールが届かない場合は?
- GOの領収書の宛名は変えられる?
GO Payを利用した場合の領収書は、何度でも再発行が可能です。
アプリ上で同じ操作をおこなえば再発行されるため、万が一領収書をなくしても心配ありません。
再発行した領収書には、「再発行」の文字も記載されず、はじめて発行したときと同じ領収書が送られてきます。
領収書が再度必要になったときは、いつでも発行しましょう。
GOの領収書には、インボイス登録番号が載っています。
発行された領収書の下部に、GOの企業情報が載っています。
インボイス番号は企業情報の一番上にある、登録番号の部分です。
Tから始まる番号が書いてあるため、必要であれば利用しましょう。
GO Payでは、基本的に紙の領収書は用意できません。
どうしても必要であれば、メールで送られてきたPDFデータを印刷しましょう。
自宅にプリンターがない場合は、スマートフォンへデータを移動しコンビニでコピーができます。
紙の領収書でないと対応できない場面では、印刷して用意しましょう。
GOでプレゼントされるクーポンを利用して乗車した場合は、領収書にクーポン金額を差し引かれた実際に払った金額が記載されます。
料金の内訳を表示するように指定していれば、クーポンの利用金額も明記されます。
クーポンの利用金額を表示したくない場合は、内訳が載らないように設定しましょう。
GOの領収書には、乗車明細が載ります。
利用日だけでなく乗車場所や降車地点が載るため、業務上で利用されたタクシーか確認がしやすくなっています。
乗車明細を載せずに発行することはできないので注意しましょう。
GOの領収書メールが届かないときは、メールの不着かメールアドレスの誤りが考えられます。
再度送り先のメースアドレスを確認し、再送しましょう。
何度送っても届かない場合は、フィルタリングで止まってしまっている可能性が考えられます。
ほかのメールアドレスを試してみて、届くか確認しましょう。
GOの領収書でも、宛名は好きな内容に変えられます。
会社名や個人名など、領収書で必要な宛名に変更しましょう。
宛名は空欄でも発行できるのでわからないときは一度空欄で発行し、印刷してから書き加える形もとれます。
GOでタクシーを手配すると、領収書がもらえるのかわからず仕事の場面で使いづらいと感じる人もいるでしょう。
GOでタクシーを利用した場合でも、領収書は問題なく発行できます。
しかし、領収書のもらい方は支払い方法によって異なるため注意しましょう。
車内決済の場合は、通常のタクシー利用と同じく乗務員より領収書を受け取ります。
GO Payで支払った場合は、アプリより発行が必要です。