NewJeans引き抜き騒動のミン・ヒジン氏がHYBE子会社のADOR代表を続投
ADORの代表続投が決まったミン・ヒジン氏(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

 韓国の大手芸能事務所のHYBE(ハイブ)子会社のADOR(アドア)の代表でプロデューサーのミン・ヒジン氏の代表続投が決まった。ミン・ヒジン氏は、ADORに所属する5人組ガールズグループのNewJeansの引き抜きや経営権の乗っ取りなどを画策した疑いがあるとしてHYBEと対立していた。

 HYBEは業務背任の疑いを理由に地元警察に刑事告訴し、代表解任を要求していたが、ミン・ヒジン氏が解任案を議決しないようソウル中央地裁に申請、この訴えが認められたため5月31日に開かれたADORの臨時株主総会では代表解任の議題は見送られた。

 しかし、臨時株主総会ではHYBE側が送り込んだ3人が新たな理事に就任し、ミン・ヒジン氏の側近とされる理事2人は解任となった。そのため完全な和解に至ったわけではなく、今後も予断を許さない状況が続くとみられる。

 ミン・ヒジン氏は、韓国を代表する芸能事務所のひとつ、SMエンタテインメントからキャリアをスタートし、これまでに少女時代やSHINeeらを手掛けてきた。2019年にHYBEに合流すると、2021年にADOR(アドア、ADOR=All Doors One Room)を設立し、NewJeansをデビューさせると瞬く間に大成功に導いた。

 その手腕は高く評価されており、6月26日、27日には初となるNewJeansの単独来日公演を東京ドームで開催することが決定している。こうしたなか、ミン・ヒジン氏は5月31日に記者会見を開き、HYBEに対して和解を訴えるなどし、事態の沈静化を図っている。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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