マイク・メニャン 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、ミラン(イタリア1部)に所属するフランス代表GKマイク・メニャン(28)の獲得に興味を持っているようだ。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したシティ。しかし、ビルドアップ能力の高さなどを武器にリーグ戦33試合で13回のクリーンシートを達成し、後方からチームを支えてきたブラジル代表GKエデルソン・モラレスにサウジアラビア移籍の可能性が取り沙汰されている。

 イギリス『サン』によれば、シティはエデルソンが退団した場合の後釜としてメニャンをトップターゲットに設定している模様。ミランはフランス代表GKを流出させる可能性があることを理解しており、移籍金3000万ポンド(約59億9000万円)に設定しているようだ。

 フランス代表として14キャップを刻むメニャンはパリ・サンジェルマン下部組織出身で、2015年に加入したリールでのブレイクを経て、2021年夏にミラン入り。加入初年度からクラブのスクデット獲得に貢献すると、今季もセリエA29試合でゴールマウスを守り、11度のクリーンシートを達成している。

 なお、ミランはメニャンの代役としてアーセナル(イングランド1部)でプレーするイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの獲得に興味を持っているとのこと。昨夏に加わったスペイン代表GKダビド・ラヤにポジションを奪われて控えに降格したラムズデールには複数のプレミアリーグクラブも獲得に乗り出しているが、アーセナルは安売りするつもりはないようだ。