マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ(同1部)に所属するブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
契約満了に伴い今季限りでフランス代表FWアントニー・マルシャルが退団するユナイテッド。FAカップ制覇に導いたエリック・テン・ハグ監督の去就が不透明となっているユナイテッドは、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの2人しかいない状況となっている。
イギリス『ミラー』によれば、ユナイテッドは今夏にストライカーの獲得を優先事項に掲げており、クーニャをリストアップしているという。ブラジル代表FWのプレースタイルがユナイテッドが今夏に求めるプロフィールと完全に一致しており、移籍金6000万ポンド(約120億1000万円)を用意しているとのことだ。
また、ウルブスはクーニャの慰留に向けて徹底抗戦の構えを見せるようだが、ユナイテッドは現在受け取っている週給6万ポンド(約1200万円)から倍となる週給を用意しているようだ。なお、ユナイテッドはテン・・ハグ監督のアヤックス時代の教え子でもあるウェストハム・ユナイテッドのガーナ代表MFモハメド・クドゥスにも注目しているようだ。
ブラジル代表として11キャップを刻むクーニャは、スイスのシオンでプロキャリアをスタートさせると、ドイツ複数クラブでのプレーを経て、2021年夏にアトレティコ・マドリードへ移籍。2022年冬からウルブスへ加わると、スピードを生かした突破力などを武器に今季はプレミアリーグ32試合で12ゴール7アシストを記録している。