アルフォンソ・デイビス 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)との契約延長に向けて交渉を行なっているようだ。

 母国のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせたデイビスは、2018年夏にバイエルン入り。左サイドにコンバートされると、圧倒的なスプリング能力と高い攻撃力を武器に今季もここまでブンデスリーガ22試合で2ゴール6アシストを記録している。

 そんなデイビスだが、バイエルンとの現行契約は2025年夏まで。ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、トーマス・トゥヘル監督の後任としてバーンリー(イングランド1部)から引き抜いたバンサン・コンパニ監督が同選手の残留を強く望んでおり、ここ数日で新たな話し合いを行ったようだ。

 また、バイエルンはデイビスに2029年夏までのボーナスを含めた1300万ユーロ(約22億1000万円)から1400万ユーロ(約23億9000万円)の年俸を提示していたという。その一方で、カナダ代表DFは常に年俸2000万ユーロ(約34億1000万円)を要求しているようだ。

 なお、デイビスにはフランス代表DFフェルラン・メンディが好調をキープしているレアル・マドリード(スペイン1部)が関心を示しているとのこと。ただ、スペイン王者は同選手獲得に向けた具体的なオファーは提示していないようだ。