インテル(イタリア1部)が、ユベントス(同1部)に所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)の獲得に興味を持っているようだ。
パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたラビオは、2019年夏にフリートランスファーでユベントス入り。推進力のあるドリブルや高水準のキック精度を武器に今季もここまで負傷離脱がありながらも、セリエA31試合に出場して5ゴール3アシストを記録した。
そんなラビオだが、ユベントスとの現行契約は今季限りまで。イタリア『メディア・セット』によれば、ユベントスはフランス代表MFとの契約延長を望んでいるが、新契約にサインするかは不透明となっており、今後数週間で決定的な動きがあるようだ。
そのなかで、ラビオが契約延長をせずにフリーとなった場合、インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が最も強い関心を示している1人だという。インテルはここ数年でトルコ代表MFハカン・チャルハノールをミラン(イタリア1部)から、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンをローマ(同1部)からフリートランスファーで獲得するなど、ライバルクラブから主力選手の獲得に成功している。
なお、今季のセリエAを制したインテルはすでにポルト(ポルトガル1部)からイラン代表FWメフディ・タレミ、ナポリ(イタリア1部)からポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキをフリーで獲得することが決定的となっている。