オランダ1部スパルタ・ロッテルダム所属FW斉藤光毅は、今月のアメリカ遠征におけるU23日本代表に選出。パリ五輪出場が期待されているが、FW上田綺世擁するフェイエノールト、PSVアイントホーフェンのみならず、イングランド2部クラブからの関心も報じられている。
ベルギー2部ロンメルSKからスパルタへのレンタル移籍期間が今年6月までである斉藤。同選手の去就については、スパルタのヘラード・ネイカンプTD(テクニカルディレクター)が先月に「オランダ国外からも多くのクラブが関心を寄せている。彼を引き留めるのは不可能だ」と今夏移籍の可能性を示唆。
PSVからのオファーが報じられる中、オランダの移籍情報を専門に扱う『フットボールトランスファーズ』は先月24日にフェイエノールトとFCトゥウェンテを移籍先候補に挙げた上で「PSVで出場機会が確保できる可能性、PSVのプレースタイルを踏まえると、PSV移籍はあまり適切ではない」と主張していた。
そんな中、英メディア『ウェールズオンライン』は先月24日、イングランド2部スウォンジー・シティAFCの移籍戦略を特集。攻撃陣の補強を目指す中で「斉藤の獲得に興味を示している」と綴っているが、具体的な動きには触れていない。
スウォンジーは2010/11シーズンにプレミアリーグ昇格を果たすと、2012/13シーズンにはリーグカップで優勝。ただ、2017/18シーズンの降格以降は2部での戦いが続いており、今季も14位とプレミアリーグ昇格を逃している。