クリスタル・パレス(イングランド1部)が、ラツィオ(イタリア1部)に所属する日本代表MF鎌田大地(27)の獲得に迫っているようだ。
2017年に加入したアイントラハト・フランクフルトでは攻撃の中心選手としてクラブのUEFAヨーロッパリーグ優勝などに貢献してきた鎌田は、昨夏にフリートランスファーでラツィオへ移籍。マウリツィオ・サッリ全監督体制ではプレータイムに恵まれなかったものの、イゴール・トゥドール監督体制に移行してからは出場機会が増えて最終的にセリエA29試合に出場して2ゴール2アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、鎌田はラツィオと契約延長交渉を行っていたが、契約解除金をめぐって話し合いは破談に終わったという。その後、パレスが獲得に乗り出したようだ。
そのなかで、パレスを率いるオリバー・グラスナー監督はフランクフルト時代に鎌田を指導しており、獲得を望んでいたことから直接連絡を取ったようだ。全ての関係者がまもなくフリートランスファーでの契約が締結されることを期待しているとのことだ。
なお、今季のプレミアリーグで10位フィニッシュとなったパレスはフランス人MFミカエル・オリーズや、イングランド代表FWエベレチ・エゼ、フランス人FWジャン=フィリップ・マテタなどにストップアップの可能性が取り沙汰されている。