パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)がクラスノダール(ロシア1部)に所属するロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)を獲得が迫っているようだ。
今季の公式戦42試合でゴールマウスを守ったイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが絶対的守護神に君臨するPSG。しかし、その控えを務めていたコスタリカ代表GKケイロル・ナバスと元スペイン代表GKセルヒオ・リコが契約満了に伴い今季限りでクラブを離れることになっている。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、PSGは移籍金2000万ユーロ(約33億9000万円)でクラスノダールとクラブ間合意に至ったとのこと。同選手は2029年夏までの契約を結び、パリでのメディカルチェック後に契約書にサインするようだ。
ロシア代表として13キャップを誇るサフォノフは、クラスノダール下部組織出身で2017年8月にトップチームデビュー。長い手足と優れた反射神経を活かしたシュートストップ技術を武器に今季はロシア・プレミアリーグ30試合に出場して11回のクリーンシートを達成している。
なお、PSGは今夏にフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了に伴い退団。そのため、その後釜探しに動いており、ナポリ(イタリア1部)に所属するジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアなど複数選手への関心が取り沙汰されている。