三菱自動車が軽クロスオーバーEVモデル「eKクロス EV」の一部改良を敢行。機能装備のバージョンアップや三菱e-Assistへのエマージェンシーストップシグナルシステムの追加、3色の新ボディカラーの設定などを行って訴求力をアップ

 三菱自動車は2024年5月16日、軽規格の電気自動車「eKクロス EV」の一部改良を行い、同日より発売した。

三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲三菱eKクロス EV・P 価格:313万1700円 全長3395×全幅1475×全高1655(ルーフレール装着車1670)mm ホイールベース2495mm 車重1080kg 乗車定員4名 一充電走行距離(WLTCモード)180km 写真のボディカラーはミストブルーパール/カッパーメタリック 2トーン,『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開は以下の通り。

G:256万8500円

P:313万1700円

三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲三菱eKクロス EV・G 価格:256万8500円 全長3395×全幅1475×全高1655mm ホイールベース2495mm 車重1060kg 乗車定員4名 一充電走行距離(WLTCモード)180km 写真のボディカラーは新色のアッシュグリーンメタリック/ホワイトソリッド,『CAR and DRIVER』より 引用)

 今回の改良は、利便性および安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施して、軽EVとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。

 まず利便性の面では、定額で車内Wi-Fiのインターネット接続を可能としたことがトピック。データ通信量を気にすることなくオンラインの動画、音楽、ゲームなどを楽しむことができる。また、スマートフォンアプリを使って遠隔で多様な操作が可能なコネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」の機能を強化し、新たにリモートドアロック/アンロック機能を追加。既存システムで提供中のリモートエアコン(遠隔でのエアコンのオン/オフ)や駐車位置確認などの機能に加え、遠隔でドアの施錠・解錠が可能となり、日常での使い勝手がいっそう向上した。

三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲定額での車内Wi-Fiのインターネット接続を可能とする,『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲コネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」にリモートドアロック/アンロック機能を追加,『CAR and DRIVER』より 引用)

 安全性については、運転支援システム「三菱e-Assist」の機能をさらに強化し、エマージェンシーストップシグナルシステムを新たに採用。急ブレーキをかけたときやABSが作動したときにストップランプが自動で高速点滅して、後続車に注意を促す。また、Pグレードにはマルチアラウンドモニターを、Gグレードにはリアビューモニター付きルームミラーを標準装備して、車両後方の視認性をより高めた。

三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲運転支援システム「三菱e-Assist」にエマージェンシーストップシグナルシステムを新採用,『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲Pグレードにマルチアラウンドモニターを標準装備,『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲Gグレードにリアビューモニター付きルームミラーを標準装備,『CAR and DRIVER』より 引用)

 ボディカラーについては、新色として2トーンのアッシュグリーンメタリック/ホワイトソリッド、ライラックピンクメタリック/ブラックマイカ、モノトーンのアッシュグリーンメタリックを追加し、既存のボディカラーと合わせて2トーン5色、モノトーン5色という全10色の展開としている。

三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲新ボディカラーとして2トーンのアッシュグリーンメタリック/ホワイトソリッドとライラックピンクメタリック/ブラックマイカ(写真・上)、モノトーンのアッシュグリーンメタリック(同・下)を追加,『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、最高出力47kW/2302~1万455rpm、最大トルク195Nm/0~2302rpmを発生するMM48型モーターと減速機、DC/DCコンバータをフロントに、総電力量20kWhを確保したユニバーサルスタック構造のリチウムイオン電池をフロア下に配備して前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで180km、交流電力消費率は同モードで124Wh/kmを成し遂げている。

三菱自動車の軽EV「eKクロス EV」がマイナーチェンジ。利便性と安全性の向上や新ボディカラーの設定などを実施
(画像=▲パワートレインは最高出力47kW/最大トルク195Nmを発生するMM48型モーターと減速機、DC/DCコンバータをフロントに、総電力量20kWhを確保したユニバーサルスタック構造のリチウムイオン電池をフロア下に搭載,『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

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