セアダスは、お花の形にカットした、春巻の様な生地にペコリーノ(羊)チーズを挟んで、ゆっくりと時間をかけて揚げたものに蜂蜜をかけたお菓子。この日は、夜のお料理のコースの最後のデザートとしていただいたので、少し小さめ。蜂蜜はオレンジの花から採取した爽やかなものでした。食べた瞬間に、コクのあるペコリーノチーズが溶けたのと、蜂蜜と揚げた生地とが混ざりあって、美味しかったです。
夜のコース料理は、電話による予約制です。肉料理がつくコース(7700円)と肉料理なしのコース(5500円)があります。
5月のコースは、
パーネカラザウのホットサンド
タコとセロリのサラダ
パスタ 羊のリコッタのラヴィオリ
デザート 小さなセアダスとカッフェ
ここまでが、5500円のコース。
肉料理 仔羊のポルペッテ
パーネカラザウは、サルディニアの薄焼きせんべいの様なパン、素朴な味わい。
サラダのドレッシングもサルディニアのオリーブオイル。ちょうど家のが切れていたので購入しました。
ラヴィオリの歯応えも、中に詰めたリコッタチーズもグッド!
肉料理のポルペッテは、荒目にたたいた仔羊のお肉とハーブで作ったミートボール。食べたときに弾力があると同時に肉汁の旨みが押し寄せます。
お店では、サルディニアの蜂蜜が2種類、オレンジの花のものと、ミルトの花のものが購入できます。ミルトの花のものは、希少らしく、味見させていただきましたが、黒糖の様なコクがあり、栄養がありそうな気がしたので、こちらも購入。
この他、店内には、サルディニアの伝統菓子の、色々な種類のクッキーやビスケット、ケーキが並んでいました。食いしん坊としては素通りする訳にはいかなく、日持ちする様でしたので、いくつか購入。
食べるものだけでなく、サルディニアの手作りの工芸品もあり、可愛らしい刺繍が施された鍋つかみもゲットしました。
こちらのお店には、サルディニアからのお客様も良く訪れるそうで、壁にサインを残して行くそうです。
ご主人は絵を描くのが本業らしく、サルディニアで依頼されて壁画を描いたそうです。こちらの独特の雰囲気のある看板も、ご主人によるもの。私の色々な質問に答えてくださった奥様のおもてなしも、居心地良く、とても感謝しています。
お店にはサルディニアの音楽が流れ、ここが自由が丘であることを忘れます。日本のなかのサルディニアにぜひ一度訪れてみてください。
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セアダスフラワーカッフェ
TEL:03-6459-5987 住所:東京都目黒区自由が丘2-16-11
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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