セアダスは、お花の形にカットした、春巻の様な生地にペコリーノ(羊)チーズを挟んで、ゆっくりと時間をかけて揚げたものに蜂蜜をかけたお菓子。この日は、夜のお料理のコースの最後のデザートとしていただいたので、少し小さめ。蜂蜜はオレンジの花から採取した爽やかなものでした。食べた瞬間に、コクのあるペコリーノチーズが溶けたのと、蜂蜜と揚げた生地とが混ざりあって、美味しかったです。

サルディニアのビール

夜のコース料理は、電話による予約制です。肉料理がつくコース(7700円)と肉料理なしのコース(5500円)があります。

5月のコースは、

パーネカラザウのホットサンド

タコとセロリのサラダ

パスタ 羊のリコッタのラヴィオリ

デザート 小さなセアダスとカッフェ

ここまでが、5500円のコース。

肉料理 仔羊のポルペッテ

パーネカラザウは、サルディニアの薄焼きせんべいの様なパン、素朴な味わい。

パーネカラザウのホットサンド

サラダのドレッシングもサルディニアのオリーブオイル。ちょうど家のが切れていたので購入しました。

タコとセロリ、ジャガイモのサラダ。オリーブオイルもサルディニアのもの。

パーネカラザウは素朴な味わいなので、それ自体は主張しないでお料理を引き立てます。

ラヴィオリの歯応えも、中に詰めたリコッタチーズもグッド!

パスタ。羊のリコッタチーズが詰まったラヴィオリ、トマトソース。

肉料理のポルペッテは、荒目にたたいた仔羊のお肉とハーブで作ったミートボール。食べたときに弾力があると同時に肉汁の旨みが押し寄せます。

肉料理は、仔羊とハーブの肉団子。荒くたたいたお肉の弾力が適度にあり、食べると肉汁の旨みが押し寄せます。

夜のコースのセアダスは小さめ。

セアダスの中はこんな感じです。揚げたてパリパリの生地、コクのあるペコリーノチーズ、オレンジの爽やかな蜂蜜が溶け合って、素晴らしい味わい。テーブルに運ばれたら、賞味期限は5分以内だそう。写真撮ってる場合では無いですよって!

お店では、サルディニアの蜂蜜が2種類、オレンジの花のものと、ミルトの花のものが購入できます。ミルトの花のものは、希少らしく、味見させていただきましたが、黒糖の様なコクがあり、栄養がありそうな気がしたので、こちらも購入。

蜂蜜は、オレンジの花と、ミルトの2種が販売されています。ミルトは特に希少で、黒糖の様な味わい。

この他、店内には、サルディニアの伝統菓子の、色々な種類のクッキーやビスケット、ケーキが並んでいました。食いしん坊としては素通りする訳にはいかなく、日持ちする様でしたので、いくつか購入。

絵が可愛い、伝統菓子詰め合わせ缶

食べるものだけでなく、サルディニアの手作りの工芸品もあり、可愛らしい刺繍が施された鍋つかみもゲットしました。

こちらのお店には、サルディニアからのお客様も良く訪れるそうで、壁にサインを残して行くそうです。

サルディニアからのお客様達が残したメッセージとサイン

ご主人は絵を描くのが本業らしく、サルディニアで依頼されて壁画を描いたそうです。こちらの独特の雰囲気のある看板も、ご主人によるもの。私の色々な質問に答えてくださった奥様のおもてなしも、居心地良く、とても感謝しています。

ご主人による、独特の雰囲気のある、お店の看板。もう片面。

お店にはサルディニアの音楽が流れ、ここが自由が丘であることを忘れます。日本のなかのサルディニアにぜひ一度訪れてみてください。

セアダスフラワーカッフェ

TEL:03-6459-5987 住所:東京都目黒区自由が丘2-16-11

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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