クビチャ・クワラツヘリア 写真:Getty Images

 ナポリ(イタリア1部)に所属するジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリア(23)の代理人がパリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)からの関心を認めた。

 母国のディナモ・トビリシでプロキャリアをスタートさせたクワラツヘリアは昨夏にナポリへ加わると、初年度からリーグMVPに輝くなど、クラブの優勝に貢献。緩急と高いボールコントロールを生かしたドリブル突破やチャンスメイク能力の高さを武器に今季はここまでセリエA34試合で11ゴール6アシストを記録している。

 そんなクワラツヘリアには今季限りでフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了に伴い退団するPSGがその後釜として興味。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、フランス王者はすでに移籍金8000万ユーロのオファーを提示しているという。

 そのなかで、ジョージア代表FWの代理人を務めるマムカ・ユゲリ氏は「サウジアラビアのクラブが関心を持っているというのは事実ではない。しかし、PSGが関心を示しており、オファーも出している。すべてはナポリとデ・ラウレンティス会長次第だ」と、PSGからの関心を認めたようだ。

 その一方で、今季のセリエAで10位フィニッシュに終わったナポリはクワラツヘリアとの契約延長に向けて動いているとのこと。年俸150万ユーロ(約2億5000万円)を受け取っている同選手は500万ユーロ(約8億5000万円)以上の年俸を要求しているが、ナポリは年俸400万ユーロ(約6億8000万円)以上を支払う気はないという。