メイソン・グリーンウッド 写真:Getty Images

 ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)が、ヘタフェ(スペイン1部)でプレーする元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)の獲得に興味を持っているようだ。

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)下部組織出身のグリーンウッドは2019年3月にトップチームデビューを果たすなど至宝として期待されていたものの、恋人などでの暴行で逮捕。2022年に入り起訴が取り下げられたが、ユナイテッドでのキャリア続行が不可能となったことから今季はヘタフェにレンタルで加わると、ラ・リーガ33試合で8ゴール6アシストを記録した。

 『ESPN』によれば、1月にイングランド代表MFジェイドン・サンチョをユナイテッドからレンタルしたドルトムントが1年間のレンタルでグリーンウッドの獲得を検討しているという。ただ、ドルトムントはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリード(スペイン1部)戦が控えており、その試合が終わるまでは来季の補強プランは全て保留する予定であることをスポーツディレクター(SD)セバスティアン・ケール氏が明かしている。

 ただ、イングランド人FWにはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)やユベントス(イタリア1部)も目を光らせているとのこと。その一方で、ユナイテッドは同選手を完全移籍で売却したいと考えているようだ。また、仮にもう1年ローンで放出する場合は、フリーでの退団を避けるべく、1年間の契約延長を行うようだ。