リバプール(イタリア1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に興味を示しているようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季はその前シーズンに負った大怪我の影響もあり、最後までトップコンディションに戻らなかったが、爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器に今季はここまでセリエA33試合で9ゴール3アシストを記録している。
イタリア『トゥット・スポルト』によれば、来季からユベントスの指揮官に就任するチアゴ・モッタ監督は理想的なスタメンを作るために、新たなウイングの補強に動く可能性もある模様。そのため、2025年夏までの契約となっているイタリア代表FWが来季もユベントスに残留するかは不透明となっているようだ。
そのなかで、キエーザにはローマ(イタリア1部)やミラン(イタリア1部)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)など複数クラブが目を光らせているなかで、日本代表MF遠藤航が在籍するリバプールが獲得レースでリードしているようだ。
また、キエーザにはアントニオ・コンテ監督の就任が間近に迫っているナポリも最近になってこの争奪戦に加わる見込みだという。コンテ監督はキエーザを高く評価しており、インテル(イタリア1部)を率いていた2020年にも獲得を試みていたようだ。