三井住友銀行がスターバックスやコワーキングスペースを併設したラウンジコンセプトの銀行「オリーブラウンジ(Olive LOUNGE)渋谷店」を5月27日に開設した。銀行を広く開放し、他店舗と共存したオープンなスペースとなっている。

 1階には三井住友銀行の窓口・ATMと共に「スターバックス(Starbucks)」が出店。2階にはカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するコワーキングスペース 「SHARE LOUNGE」が併設される。イベントスペースでは金融に関する セミナーや社会的価値創造に向けたイベントが開催される予定だ。地下1階には三井住友銀行の相談ブースと、貸金庫をリノベーションした個室を配置した。

 「オリーブ(Olive)」とは、銀行や決済に加え、証券や保険など三井住友銀行のあらゆる金融サービスを一つのアプリで管理・利用できるパッケージサービスで、昨年3月にスタートした。

 「オリーブ」アカウントを契約していれば地下1階の個室を無料で利用でき、1・2階ではポイント高還元サービスがあるなど、「オリーブ」アカウントを契約しているメリットを感じられる空間を提供することを目指している。

 西武渋谷店B館路面にあった「三井住友銀行渋谷支店」が移転されこの新支店が作られた。改装時から路面に向けて「銀行であり、オフィスであり、カフェである。Olive LOUNGE は、そんな自由な空間です。木陰で過ごすように、穏やかなひと時はいかがですか」というメッセージが大きく掲げられており通行人の注目を集めていた。銀行支店の営業時間は9時から15時までが一般的であるが、この支店は7時から22時まで誰でも利用できる。渋谷で働く人々に新たな憩いの場にしてほしいと作られたスペースであることが伝わる。

三井住友銀行が「スタバ」とコワーキングスペースを併設したラウンジ風銀行を渋谷にオープン
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

文・鈴木有咲/提供元・SEVENTIE TWO

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