トランプ氏「セカンド・チャンスを」
トランプ前大統領もスーパーボウルを5日後に控えた2月6日、 Truth Socialへの投稿で「壮大なスケールの過ちで、非常に大きな代償を支払った」とバドライトのキャンペーンを咎めつつも、「WOKEな企業ではない」と擁護。退役軍人の雇用や農家の支援など、同社の取り組みを称賛し、「アンハイザー・ブッシュは偉大なアメリカのブランドで、おそらくセカンドチャンスに値するのでは」と、支持を呼びかけていた。
なお、こうした姿勢転換の背景には、共和党のロビイストの働きかけが噂されている。トランプ氏の投稿と日を同じくして、政治家や企業にアドバイス業務を提供しているジェフ・ミラー氏は、トランプ氏の息子ジュニア氏を中心に据えた寄付金集めのイベントを発表し、参加を呼びかけていた。アンハイザー・ブッシュは昨年、ミラー氏の設立した「ミラー・ストラテジー」に26万ドルの寄付をしている。