■当局が警戒するのは…
この事件は地元マスメディア他で取り上げられ、インターネット上でも話題となった。SNSでは「モディ首相を連れ去りにきたの?」などとすっかり笑い話にされているが、当局の態度は異なる。これがニューデリーでの最初のUFO目撃事件ではなく、昨年9月にも議会の上空で黒い円盤状のUFOが目撃されているというからだ。
当局が恐れているのはもちろんエイリアンが乗り込んだUFOではない。地球の人間が悪意をもって飛ばしたドローンだ。近年、ドローンの進化はすさまじく、上空からの偵察だけでなく、爆弾を積み込んだ攻撃機としても使われ始めている。地元メディア「NDTV」によれば、モディ首相は暗殺のターゲットとして命を狙われていたことが発覚したばかりであり、警察をはじめとした保安部隊が神経を尖らせているのも無理のないことだ。
ドローンの爆発的な普及によって、UFOの正体見たりただのドローンというケースは近年多数確認されているが、小さなドローンはレーダーにも映りにくく、厳重な警備の穴をも突く可能性のある厄介な代物である。もしかすると、インド観光に来た本物のUFOだった方が、警備当局にしてみればよほどマシ……なのかもしれない。
参考:「Mysterious Universe」「Hindustan Times」「NDTV」ほか
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提供元・TOCANA
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