イギリスで近年目撃例が多発しているのが黒豹に似た謎の大型ネコ科生物のエイリアン・ビッグ・キャット(ABC)だ。

 本来ならイギリスに黒豹は生息していないはずだが、ABCの目撃報告はかなり前からイギリス諸島全域で後を絶たない。専門家の間でもABCの正体については意見が分かれており、目撃例の一部は1976年に危険野生動物法が導入された後、飼い主が飼育していた大型猫を野に放した結果だと考えられている。

 しかしABCの目撃報告は21世紀に入っても続いており、単に逃げ出した飼育生物では片付けることはできない。特にここ数年は新型コロナのパンデミックでロックダウンが行われた事により、出歩く人が激減したため人の生活圏にも姿を現すようになって目撃報告が更に増えている。

 つい先日も、スコットランドのハイランド地方アンガス州キリエミュア近郊在住の女性が自宅の外にあるテニスコート横の草むらを、大きな黒猫らしき生物が歩き回る様子を映像に捉えることに成功して話題になった。

 目撃した71歳の女性はこの遭遇に大きな衝撃を受けており、どこか別の地域から連れてこられた存在だったのではないかと考えたそう。

「あの猫を見て最初に思ったのは、『なんて長い尻尾なんだろう』ということでした。 もっと近くで見ようと外に出たら、その猫とは車1台分しか離れていませんでした。それほど大きかったんです。私の飼っているジャック・ラッセルテリアよりも大きかった。 ラブラドール犬より体が長いと思いましたが、体高はそれほどでもありませんでした。いずれにせよ、あんなに大きな猫は見たことがありません」と女性は語る。

 彼女が見た大型のネコ科生物もABC立ったのか。気になる人は女性が撮影した動画を見て考えてみてほしい。

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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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