車内がエンタメ空間に!
今や日々の生活に欠かせないスマートフォン。
あらゆる場面で活躍するスマホは、カーライフにおいてももはや欠かせないアイテムとなっている。クルマとコネクトすることで、ナビや音楽を聴くだけでなく、エンタメにおいても様々な拡張性に富んでいる。そんなスマホの機能を、車内でより便利に使えるディスプレイオーディオが注目を浴びている。なかでもパイオニア カロッツェリア「DMH-SF700」は、使い勝手の良さと多機能性で人気という。
【carrozzeria DMH-SF700】オープン価格
今回この人気機種に触れる機会があったのでレポートしよう。まず目を引くのが、フローティングタイプの大画面9インチ高画質ディスプレイだ。1DINサイズに取り付けが可能なので、新旧幅広い車種に装着できるのが嬉しい。しかもモニター部分は角度だけではなく、左右上下を調整した取付けも可能だ。取付け剛性もしっかりしていて、古いクルマでも問題なく使えそうだ。
スマホ対応なので当然ながらApple CarPlayやAndroid Autoに対応し、主要機能はタッチパネルと音声での操作が可能。大画面を活かした見やすい地図表示など、運転しながらの視認性や使い勝手の良さは、スマホと比べるまでもなく明らかに良い。
さらにカロッツェリアのこだわりでもあるのが、ハイレゾ音源再生を始めとした高音質設計だ。ストリーミングミュージックが主流となった今、データ容量の問題から音質はある程度妥協せざるを得ないのだが、「マスターサウンドリバイブ」機能を使うと、失われた音域が取り戻されたような奥行きのある臨場感溢れるサウンドが楽しめる。カーAVを知り尽くしたカロッツェリアの技術が凄い。
その他にも専用アプリを使うことで、ブックマークしたウェブサイトやユーチューブのお気に入り動画を、ウェブブラウザそのままに車内でも見られる。接続はWi-Fiテザリングによる通信接続のため、スマホの置き場もこだわらない。
別売りの車載用Wi-Fiルーターを使用すれば、データ容量を気にすることなくエンタメが楽しめる。HDMI接続すれば、様々な動画をミラーリングすることもできる。アマゾン・アレクサにも対応しているから、音声入力で様々な操作や機能が使えるのも便利。
さらにパイオニアのカーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」を使うと、車載ナビかと思わせるほどの使いやすさなのだ。見やすいだけでなく、ルート音声ガイドも親切。クルマ専用に開発されているだけあってとにかく使いやすい。
基本性能に加えてエンタメをハイクオリティで楽しめるディスプレイオーディオ「DMH-SF700」。これなら車内で過ごす時間がより快適になることは間違いない。
写真:佐藤亮太 R.Sato
文・Tipo編集部/提供元・CARSMEET WEB
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