藤井陽也 写真:Getty Images

 日本代表DF藤井陽也は現在、名古屋グランパスからベルギー1部KVコルトレイクへ期限付き移籍中。コルトレイク公式サイトが今月24日、同選手のプライベートや今後のキャリアプランを伝えている。

 藤井は昨季のJ1リーグ全34試合でスタメン出場すると、今年1月1日の国際親善試合タイ戦でA代表デビュー。AFCアジアカップ出場こそ叶わなかったが、今年1月10日にコルトレイクへ買い取りオプション付きの期限付き移籍により加入していた。

 そのコルトレイクでは、1月20日の第21節スタンダール・リエージュ戦でのデビューから5試合つづけてフル出場も、2月18日の第26節ユニオンSG戦前に負傷。今月14日の2部降格プレーオフ第3節シャルルロワSC戦で復帰している。

 チームが下位4クラブによる2部降格プレーオフで最下位に沈み、残留が絶望的である中、クラブ公式サイトは24日に藤井に近況をリポート。「彼はサッカーに打ち込んでおり、まだ彼女がいない。以前のインタビューでは、(日本よりも)ベルギー人女性の方が美しいと漏らしていた。しかし再び質問すると、彼は受け答えに慎重になっていた。にやけながら『うーん』とうなるだけだった。コルトレイク移籍前は黒髪だったが、ベルギーでプレーしている今は金髪だ」と綴っている。

 同選手はクラブ公式インタビューで「(コルトレイクに加入してから)アントワープ、ブリュッセル、ヘントなどいくつかの街を訪れましたが、コルトレイクは住み心地が良いですね」と、生活面で満足していることを強調している。

 また、ベルギーに日本人選手が多くやって来る理由を訊かれると、「ステップアップするのに、ベルギーがちょうど良いリーグなんです」と回答。公式サイトでは、藤井の言葉を受けて、「彼はサッカーに集中しており、ベルギーで自身のプロキャリアを築きたいと考えている」と同選手の今後を伝えた。