4月19日(金)、北海道の東川町にワインオーベルジュ「東川PERICAN」がオープン。同店を営む佐野健氏は「広尾ぺりかん」でオーナーシェフを務めた人物で、道内のワイン生産者を訪ねているうちに、北海道のワインや食材、大自然に魅了されて移住したとのこと。

旭川空港から車で約15分とアクセス抜群なので、週末などに気軽に利用できそうだ。

食事とワインが楽しめるオーベルジュ

「東川PERICAN」では2つのランチコースと2つのディナーコースを用意する。

また、ワインはレストランで楽しむほか、併設するワインショップ「Coperi」の利用も可能。滞在中に使えるチケットなどもある。

ランチもディナーもコースは2種類

ランチのコースは「ライトコース」3,000円と「スタンダードコース」5,000円〜の2種。

「ライトコース」はアミューズ・前菜・ポタージュ・メインの構成で、「スタンダードコース」はライトコースに温菜とデザートまたはフォアグラご飯が加わる。

ディナーコースは「スタンダードコース」7,000円と「シェフのお任せコース」10,000円。

「スタンダードコース」はアミューズ・前菜・ポタージュ・温菜・メイン・デザートの6品で、「シェフのお任せコース」は温菜・魚・フロマージュ・フォアグラご飯が追加された計9品。

ワインはペアリングやチケットあり

同店では日替わりで30〜50種類ほどの北海道のワインをグラスで用意する。ワインペアリングは3杯で4,000円だ。

ワインショップ「Coperi」で好きなワインを選びボトルで楽しむこともできる。ちなみにショップは宿泊客以外も利用可能で、オンラインショップでもワインを販売する予定とのこと。

また、滞在中にいつでもワインを飲める「ワインチケット」も用意。チケットは10,000円で10杯分となる。

雄大な自然を堪能できる客室

客室のポイントは四季折々の東川町の風景。晴れた日には北海道最高峰の旭岳を含む山々が連なる大雪山連邦がくっきりと見えるそう。そして、この景色を堪能するためのカウンターが、地元の人々と共に間伐した白樺の木材で作られている。

パジャマは、コットン100%で、「PERICAN」のロゴが刺繍されている。そして冬季の厳しい寒さの中ではしっかりとお湯に浸かれるようバスタブの用意もある。

東川町の美味しい天然水を備える

東川町に流れてくるのは、長い年月をかけてゆっくりと地中深くにしみ込んだ、大雪山の大自然が蓄えた雪解け水。同店の客室では、冷蔵庫に天然水を冷やしてあり、滞在中は自由に飲むことができる。朝食で提供している湯豆腐もおいしい水から作られている。

こだわりのオーベルジュに定期的に訪れたくなりそうだ。

東川PERICAN
所在地:北海道上川郡東川町西8号北26

(Mayu)