新型コロナウイルスに対する規制緩和がなされ訪日観光客が増加するなか、観光地ではコインロッカーが空いていないことも。大きな荷物を持っての観光は肉体的負担が大きく、旅行の楽しさも半減しかねません。
西日本旅客鉄道株式会社と株式会社SPACERが協業し、JR西日本沿線の駅などに設置されたスマートロッカーを用いた宿泊先への手荷物配送サービス「pikuraku PORTER(ピクラクポーター)」の実証実験を開始しました。
3月4日(月)から尾道エリアで、3月30日(土)からは大阪エリアで実施しています。
観光地を手ぶらで楽しめる
スマートロッカーを開発・提供した株式会社SPACERは、このサービスが広まることにより、観光地を身軽に楽しめるだけでなく、周辺交通機関の混雑、遅延といったオーバーツーリズムの解消にもつながると考えているといいます。
ロッカーに配送したい手荷物を入れて、備え付けのタッチパネルを操作し、宿泊ホテルを指定すれば完了。完全に無人で受付ができます。
尾道エリアでは尾道市内としまなみ海道の宿泊施設およそ60カ所、大阪エリアでは、大阪市内70カ所の宿泊施設への配送に対応しています。
また、宿泊施設では、フロントに手荷物配送を利用したことを伝えるだけで受け取りが可能とのこと。
サービス概要
尾道エリア
大阪エリア
<参照>
SPACER。手荷物を宿泊先のホテルに当日発送できる新ロッカーサービスを開始!