播戸竜二氏 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第9節のFC東京対町田ゼルビアが、今月21日に味の素スタジアムで開催。インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継における日本代表OB播戸竜二氏の解説が、ネット上で話題に。同氏への賛否が相次いでいるほか、松木安太郎氏と比較する声も挙がっている。

 東京都内にホームスタジアムを構えるクラブ同士の一戦は、町田がMFナ・サンホのゴールで先制。FC東京も21分にFW小柏剛のPKで同点に追いつくも、町田が4分後にFWオ・セフンのゴールで勝ち越し。FC東京がポゼッションを握る一方、町田はセットプレーからチャンスを作るという展開になったが、後半にゴールは生まれず、2-1で町田が勝利した。

 この試合では、実況の野村明弘アナウンサーとともに、町田OBの太田宏介氏とガンバ大阪OBの播戸が放送席に座っていたが、X(旧ツイッター)では試合中に「播戸程度の解説なら俺でも出来る」「播戸の言葉遣い、タメ口が不快」「ノリが軽すぎて副音声チャンネルみたい」「播戸、サッカーの知識が薄っぺらくてやかましい」といった否定的な意見が。

 チャンスの場面で「キタ!」「いいよ!」などと絶叫していただけに、「播戸の解説、松木安太郎かと思った」「播戸の解説聞いてたら、DAZNじゃなくて地上波向きに感じる」「播戸さんは、松木さんの後釜狙いかな?」といった声も。AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選をはじめ、テレビ朝日系の日本代表戦中継で、日本代表を全力応援する“居酒屋解説”として有名な松木氏と比較されている。

 播戸氏の解説に対する反応では、「播戸の解説うるさいけど面白い」「居酒屋解説すぎて笑っちゃう」「播戸は本田圭佑の解説スタイルに近いし、太田宏介にもちゃんと話振っているから嫌いではない」といったポジティブな感想も。X(旧ツイッター)で「播戸の解説」がトレンド入りするなど、ファン・サポーターの間で議論が白熱している。