■7針縫うはめに
片耳の一部が切れてしまったため、Aさんは慌てて病院へ。7針縫うはめになったAさんに理髪師は治療費1万5,375バーツ(約6万5,077円)と健康保険料を差し出したが、それ以上の補償は拒否した。
Aさんは「この怪我のせいで収入や仕事にも影響が出ました」「心身ともにダメージを受けてしまったんです」と話している。
■理髪師の主張
Aさんに怪我を負わせてしまった理髪師もメディアの取材に応じ、「眠かったという事実なんてありません」「いつも通り、僕は仕事に集中していたんです」と語った。
Aさんによると、理髪師は「傷跡の治療に必要なお金を払う」という約束を反故にしたため、そちらもAさんが自分で支払うはめになったのだという。現在、Aさんは弁護士に相談中で、理髪師と理髪店オーナーを相手取って訴訟を起こす方向で話を進めている。