暑かったり寒かったり、いよいよ春らしい気候になって来た3月下旬。こうなると毎年シーバスゲームが面白くなる。そう、ハク意識した面白くも難しい釣りが始まるのだ。さっそくシーズン始めのフレッシュな魚を狙うべく、桜の開花も間近に迫る春本番のデイゲームを楽しんだ。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
小河川でデイシーバス釣行
3/27(中潮)前日に冷たい雨が降ったが、この日は気温がぐんと上がった。まずは千葉県の小河川でデイゲームからスタート、それも明るいど日中から始めた。
かなりの濁りが入っているが、ここはこのくらいがちょうどいい。浅く流れもないのもいつものことだが、この日は水面も穏やかでボイルもない。
肝心のハクもいるにはいるが、岸際に少し見えるだけで、明らかに例年よりも少ないというあまりよろしくない状況だ。
小型バイブレーションでスタート
本当にこれで釣れるか不安になるが、とりあえず小型のバイブレーションで探りを入れてみる。だが、全くの無反応。
小場所なので魚がいれば答えは早いが、何度投げてもアタリすらない。さすがにもうダメかと移動を考え始めた時、この日初めてのアタリが来た。
55cmシーバス登場
アジング用の小型のバイブレーション(3g)に変えて数投のことだった。春のシーバスらしいきびすを返すような強烈な引きとパワー、魚との距離が近いのでより繊細なやりとりが求められるが、なんとか無事に55cmの良型をキャッチ。デイゲームのど日中にこのサイズは価値がある。
この魚だけのはずはない。そう思って2匹目を狙ったが、さすがに釣れなかった。まだ若干水温が低く、タイミングが合わないと食わないといった感じだ。
ここでこの場所を見切り、別の小河川へ歩いて移動することにした。これは近くに駐車場がないためだ。
別の小河川でも40cm級をキャッチ
20分くらいかけて別の小河川へやって来たが、まだ明るいので低い橋脚下のシェード(日陰)を狙うこととした。ハクがいれば必ずシーバスもここへ入っているのたが、ここでもまさかのノーバイト。対岸も狙ってみたが、同じく反応がない。
潮が上げて来ると水面にハクの群れが見え出して一気に雰囲気が上がって来た。そこで橋脚下をあきらめて流芯付近の地形変化を狙うと、小さいアタリが来た。
すかさず合わせるが、かなり元気で良く引いてくれた。1匹目より小さい40cm級のシーバスだが、まだ明るいうちに2匹目を手にできたことが嬉しい。